東京グールreは打ち切り？理由は？続編はあるの？作者コメントより考察

結論から言うと、東京グールreは2018年に最終回を迎えました。

その為打ち切りではなく、無事に最終回を終え連載終了をした事となります。

東京グールreは2014年10月16日より週刊ヤングジャンプにて連載を始め、全179話・全16巻で終了。

また4年後の2018年に、第3期・最終章としてアニメ放送もされています。

ですが作品の内容が理解しにくい、前作の伏線が回収が出来ていない（疑問が残る）状態で連載終了してしまった為、ファンの間では打ち切りと言われてしまっているようです。

ゆう

物語自体はきちんと完結しているんだね。

また、回収出来ていない伏線は多く、代表的なものとして

• リゼの赫包（かくほう）移植でカネキだけ成功した理由は？
• 人間の食べ物をまずいと感じる筈の喰種がコーヒーだけ飲める理由は？
• 金木の父親は？
• ノロが喰種の中でも異質な理由は？
• クインクスの赫包ドナーは誰？
• アヤトが24区深部の調査で出会った子供たちはどうなった？
• 旧多二福が「竜」発言した時のクインクス3人が描かれた理由は？
• 才子兄の存在は？六月兄の存在は？
• 芳村店長のほかアラタ、エトの生死は？

など、他にも伏線回収の出来ていないものが存在しています。

中にはある程度の回収は出来ても、曖昧であったり意味が分からないといった伏線も多く、連載当時の読者からは「伏線の存在を忘れているのでは？」と心配の声を上げられていました。

また、原作者である石田スイさんからも、東京グールreに関するコメントが発表されています。

石田スイさん曰く、作品内で語られた内容以外での言及はしない方針のようです。

その為、わざと伏線は残した（曖昧にした）まま作品を完結させたという可能性もあり得ます。

作品の結末を読者の想像に委ねるという考え方を持つ作者も少なくはないので、もしかすると石田スイさんも連載当初よりすべての謎を明らかにするつもりではなかったのかもしれません。

東京グールreの漫画、及びアニメを実際に見たという方の意見をいくつかまとめてみました。

このように、「意味が分からない」「作画崩壊」という意見もある中、「伏線を考察するのが楽しい」という意見もあり賛否両論である事がうかがえます。

自身である程度の脳内補完が出来る方にとっては夢中になれる作品ですが、純粋な続編（作品内での伏線回収）を求めていた方にとっては、不完全燃焼に終わる作品ともいえるでしょう。

ゆう

不満が多いのは確か。でも、好意的な感想も結構多いよ。

東京グール reのストーリーは

• 『トルソー捜査編』
• 『ナッツクラッカー調査 / オークション掃討戦編』
• 『ロゼヴァルト家関連勢力捜査 / 月山家殲滅戦編』
• 『コクリア襲撃 / 流島上陸作戦編』
• 『黒山羊結成 / ラボ潜入編』
• 『24区編』

と、6つの章に分かれています。

ネタバレになってしまう為詳しく解説はしませんが、「クインクス」と呼ばれる、喰種の武器である赫包（カクホウ）を体内に持つ兵士達がCCG内にて脅威とされる喰種を追うべく喰種捜査官として捜査に参加する…といったストーリー。

主人公である琲世はこの「クインクス」のメンターに任命され、彼らのサポート係になります。

そのため基本的には琲世視点でストーリーが展開されていく形となっています。

クインクスのメンバーは7人、最初こそ彼らに振り回されるばかりの琲世でしたが、ストーリーが進むにつれて琲世は次第に自身に隠されたとある真実を知る事に。

評価自体は賛否ありますが、東京グールファンであれば一度読む、またはアニメを視聴する価値のある作品でしょう。