芦田愛菜さん演じる女子高生の佐山うららと、宮本信子さん演じるおばあちゃんの市野井雪がBLを通して友人関係になっていく様子を描いた映画「メタモルフォーゼの縁側」
世代を超えた友情に感動する声が多くあがっていますが、原作となる漫画が「打ち切られた?」といわれているんです!
そこで今回は、漫画「メタモルフォーゼの縁側」の打ち切り理由を調査し、読者による感想などをご紹介したいと思います。
メタモルフォーゼの縁側の打ち切り理由は?本当に打ち切り?
打ち切り理由①突然終わる
鶴谷香央理先生による少年漫画「メタモルフォーゼの縁側」
人付き合いが苦手な女子高生と夫に先立たれたおばあちゃんが、BLを通じて交友関係を深めていく様子が丁寧に描かれていたのですが…最終話になると一気に時が経ち、「突然の終わり」に感じてしまうのです。
サイン会やイベントなどへ一緒に参加したことで、人間関係を憂鬱に思っていたうららに変化が起きます。雪がノルウェーに住む娘の元へ行く際には空港まで会いに行き、距離は離れてしまっても二人の関係は変わることがないと思われていたのでした。最終話では5カ月の月日が経ち、うららは大学受験を終えて、空っぽになった雪の家を訪れます。
友情は続くと思われますが、それぞれの道を歩いていく様子が詰め込まれていたため、唐突過ぎると感じた読者は「打ち切りになったのではないか」と感じたのでしょう。
打ち切り理由②最終回でも伏線回収ができていない
「メタモルフォーゼの縁側」では、うららと雪の友情だけでなく、うららと幼馴染の紡、そして紡の彼女との関係性が中心に描かれています。
うららが紡に対して恋愛感情を抱いているのではと思われる描写もあり、彼女とのやりとりにも注目されていたのですが…彼女が留学することになり、紡とは別れてしまいます。彼女が旅立つ際には、うららも紡と共に見送りに向かいました。
しかし、その後のうららと紡に関しては特に関係性が変わった描写はなく、二人はどうなったのかと気になる読者が多かったようです。
メタモルフォーゼの縁側の最終回はどうなったの?
BL漫画がきっかけで、友人関係となったうららと雪。そんなある日、雪はノルウェーに住む娘の花江から一緒に暮らさないかと提案されるのです。その後、雪はお試しとしてノルウェーに10日間の旅行へ行くことに。
それから5カ月が経ち、うららは大学受験を終え無事に第一志望へ合格。そして雪は帰国後、自宅で営んでいた書道教室を閉めて家を整理し、再び花江の元へ向かいます。
そしてうららへは「2回目の長めお試し同居中」と連絡が。二人が知り合うきっかけとなったBL漫画「君のことだけ見ていたい」を取り出したうららは、いつも雪と話をしていた縁側に座り、雪に電話をします。
うららは「君のことだけ見ていたい」を送ると約束し、電話を切るのでした。
メタモルフォーゼの縁側が「よかった」という人の感想
「〇〇が好き」
って絶対に傷つけられたくない、気軽に曝け出せない、繊細で大切な気持ち。
だからこそ、同じ熱量で大好きを分かち合える相手に出会えた時の喜びと興奮。
この界隈にいるからこそ、「好き」をきっかけに誰かと繋がることができる幸せにすごく共感できた。
メタモルフォーゼの縁側、よく言われてるような好きなことを通して繋がる関係とか何かを作る楽しさって多くのオタクが知ってると思うけど、その何物にも替えがたい喜びと同時に好きなはずなのに度々全部を恥じたりリア充が途方もないものに見えたりする微妙な感じも胸にきた
「メタモルフォーゼの縁側」まじで原稿の励みになる映画だから同人作家みんな見た方がいい。
メタモルフォーゼの縁側が「つまらない」「残念」という人の感想
お疲れさまでした としか言いようがない 話の展開的にも、ここらで終わらせるしかないですよね 残念な気はしますが
「メタモルフォーゼの縁側」鑑賞。
芦田愛菜と宮本信子さんの演技が素晴らしかった。初めて観たけど幼馴染役のなにわ男子の子も好印象。BL漫画のシーンは恥ずかしくて観ているのがきつかった笑。中途半端なラストだったのが残念。
メタモルフォーゼの縁側、なんか一巻の期待値のまま、上がることも下がることもなく完結していった感じでちょっと残念だったな
まとめ
2022年6月17日公開の映画「メタモルフォーゼの縁側」その原作が打ち切りになったということで、調査しました!
「打ち切り」と明言されているわけではありませんが、それまで丁寧に描かれていたうららと雪の関係が、最終話になると唐突に終わってしまったように感じます。
また、うららと幼馴染の紡に関しても発展がなく、消化不良を感じている読者が多いようです。
以上のことから「メタモルフォーゼの縁側は打ち切られた」と言われていますが、今作は人の変化や成長を描いているので、全てを描くよりも「またここから変化していく」という想像が膨らませられ余韻を感じる作品でした。
原作はもちろん実写映画の方も高評価なので、見たことがない方は是非チェックしてみてください♪
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