【進撃の巨人】最終回の意味分からないシーン解説!その後やループ説について考察

進撃の巨人 最終回 意味分からない

別冊少年マガジンで連載され、アニメ化、実写化もされた人気漫画『進撃の巨人』
2021年5月号で完結したこの作品は、連載期間11年、コミックスは全34巻発売され日本だけでなく世界的にも人気となり発行部数は1億1000万部を超えるほど。

そんな進撃の巨人の最終回が「意味が分からない」という方が多いようなんです。

確かに謎の多いこの作品。
ちょっと難しいんだよね…と思う人もきっといるはず。

今回は、そんな最終回について徹底解説したいと思います!

ネタバレを含みますので、結末を知りたくない!という方は注意してくださいね!

目次

進撃の巨人最終回の意味分からないシーンを解説!

エレンがベルトルトを見逃した意味は?

エレンがアルミンに「ベルベルトはあの時に死ぬべきではなかった」と話していました。

これは、ベルトルトが超大型巨人の力で最初に壁を破壊した時のこと。
巨人から人間の姿に戻ったときに壁の中に入ろうとする巨人に見つかってしまいます。
(ちなみにこの巨人はあの、エレンの母親を食べてしまう巨人)

普通ならここで人間の姿のベルトルトは食べられてしまうはずが、巨人は素通りして壁の中に入っていくのです。
「なぜ助かったんだ?」といった表情のベルベルト。

この理由が「ベルトルトはあの時に死ぬべきではなかったので巨人が見逃すことにした」ということでした。
始祖の力を手にしたエレンは過去に存在した無垢の巨人も操ることが可能だったので、母親を助けることもできたはず。
しかし、最終回でエレンが告白したのは「ベルトルトを見逃して巨人を母親に差し向けた」のが自分だという事実でした。

なぜそんなことをしたのか。
いくつか理由があると思いますが大きく2つ

  1. 復讐心から地ならしを起こす
  2. アルミンに力を継承させ、英雄にしたのちパラディ島でその力を利用するため

あの時にベルベルトが食べられてしまえば、アルミンとベルトルトが出会うこともなく力が継承されることがなかったと考えられます。

始祖ユミルにミカサが選ばれたのはなぜ?

幼少期から断続的な頭痛に悩まされていたとされるミカサ。
この原因は、始祖ユミルがミカサの頭の中をのぞいていたことでした。
では、なぜ始祖ユミルはミカサを選んだのでしょうか。

それは、始祖ユミルがミカサに自分を重ねたからでした。
どこに重なる部分があったのかというと、

  1. ミカサがエレンに仕える奴隷的な立場だったこと
  2. 仕えるエレンを愛していたこと

始祖ユミルは本来争いを好まない優しい少女でしたが、始祖の巨人の力を手に入れてからマーレを滅ぼそうとするフリッツ王に従い虐殺を繰り返すことに。

ひどい仕打ちのように感じますが、奴隷としてフリッツ王に仕えるうちに、ユミルは好意を抱くようになっていきます。
「従い続ければいつか愛されるのではないか」、そんな思いを抱きながら虐殺に手を貸し続けます。
さらに死後も道にとどまり、フリッツ王の「巨人を作り続けろ」という命令に従い続けることで、巨人による殺戮の元凶となっていたのでした。

二千年もの間の愛の呪縛から解放する存在が、上に書いたように自分によく似た境遇のミカサでした。
地ならしで世界を滅ぼそうとするエレンをミカサに殺させることで、フリッツ王への愛の苦しみから解放されようとしたようです。
頭の中をのぞいていたのは、ミカサのエレンへの気持ちを観察し、自分の気持ちを投影するためだったのです。

ミカサが頭痛を訴えたのは、ミカサとエレンの関係性や愛情に関係する場面でした。
エレンの奴隷的存在だと自覚する一方で、これは愛情なんだと信じたいミカサの頭の中をユミルは自分と同じなんだと確認していたのでしょう。

エレンとミカサが山小屋で過ごす光景は何だったのか?

138話「長い夢」には、山小屋でエレンとミカサが二人でひっそりと暮らしているような描写があります。

この描写は3つの考察が考えられます。

  1. ミカサの理想の世界を描いている
  2. 過去のミカサがした選択の「選ばれなかった方の未来」
  3. エレンが始祖の力を使ってミカサに接触した

この「夢」の描写の背景ではジャンやコニー、ガビやその両親たち、他のエルディア人たちが無垢の巨人となり光るムカデの方に走っていく、というような絶望的な光景が広がっていました。
その状況で、それを見ていたリヴァイはミカサに「エレンを俺たちが殺すしかない」と語り、それを聞いたミカサが頭痛の中で「私達の家に帰りたい」と願った直後のシーンです。

一つ目としては、夢の中では、平和な世界が広がっていて、小屋=私達の家で静かに生きている、そんな理想の世界をミカサが想像したのかもしれません。

二つ目の考察としては、この夢の中でエレンがミカサに対して「あと4年の余生を静かに生きよう…誰もいないところで…2人だけで…そう言ってくれたのはミカサ…お前じゃないか」と語っています。
このセリフのとき、過去にエレンがミカサに聞いた「俺はお前の何だ?」と聞いているシーンが流れているのです。

エレンたちが海を渡り、他の国へ行ったとき「どうして気にかけてくれるんだ?子どものころ俺に助けられたからか?それとも俺が家族だからか?俺は…お前の何だ?」とミカサに問いかけます。
それに対して、ミカサは「あなたは…家族と答えたのです。

この前後の会話のなかで、この世界はマーレの戦争が終わって2か月、パラディ島侵略戦争がもうすぐ始まる世界だということが分かります。
ヒストリアを地獄に落とすことも殺し合いをすることも島の外の人間を大虐殺することが出来ず、すべてを放り投げてここまで逃げてきた2人。
そこから、先ほどの質問に対し、ミカサが「2人だけで生きたい」と願うような答えをした場合の「未来だったのではないか、と考えられます。

そして三つめは、エレンの始祖の力を利用したもの。
最後、エレンを殺さなければならない場面で、エレンを愛するミカサの背中を押すような形で接触した、とも考えられます。

【進撃の巨人】最終回のその後を考察

マガジンに掲載された最終回は、エレンのお墓のそばでミカサがマフラーを巻いてくれた鳥に向かってお礼を言ったシーンで完結しています。

ですが、その後のストーリーが単行本に追加エピソードとして掲載されています。

今回は、その追加エピソードに沿って考察していきたいと思います。

巨人がいなくなった世界のその後

パラディ島の大きな木のそばにあるエレンのお墓の前に花を手向ける赤ちゃんを抱いた女性とそれを後ろから支える男性の後ろ姿があります。
女性は黒髪でマフラーを巻いていることからミカサで間違いないかと思われます。

その次のシーンでは、孫だと思われる子どもも一緒に墓参りをしていることから、エレンのいなくなった世界でも幸せに過ごすことが出来たのではないでしょうか。
さらにミカサが亡くなった際には首にマフラーが巻かれていることから、生涯エレンを思い続けていたようですね。

エレンのお墓が意図することとは

ミカサが孫たちとお墓参りしているシーンでは、お墓のある木の周りは広場のようになっており、その周りを囲むように車が走ったり、建物が建ち並んでいる様子が見られます。

そのことから、エレンの死、存在が肯定されていることがうかがわれます。
地ならしをして、人々を大量虐殺をしたエレンを「きちんと埋葬させてもらえない」と言っていたように、エレンの存在はいわば犯罪者
そんな彼が未来まで忘れられずに肯定されることで、島と世界は共存し、共に繁栄していったのでしょう。

その背景にはきっとアルミンやヒストリア達、仲間の頑張りがあったのではないでしょうか。

その後、お墓が木の成長により見えなくなった頃、兵器が爆弾らしきものを落とし、建物が壊され煙を上げているシーンが描かれています。

エレンの存在が忘れられた、ということなのでしょうか。
世界を滅ぼそうとしたエレンの存在があったおかげで世界の平和が保たれていた、ということなのでしょうか。

ただ、このシーンには巨人はいないので、いつぞやピクシス指令が言っていたように「人類が滅ぶとしたら人間同士の殺し合いで滅ぶ」ということなのでしょう。
巨人がいたからこそ、そちらにベクトルが向き、人間同士の争いを回避していたとも考えられますよね。

さらにそれから長い年月が経ったのでしょう。
ある日犬を連れた一人の少年(だと思われる)が穴のあいた大きな木を見つけ…。

というところで完結しています。

【進撃の巨人】最終回からのループを解説

第1話 (エレンから)二千年後の君へが始まる

少年(?)が見つけた穴の開いた大きな木
この姿は、かつて始祖ユミルが巨人化の能力を得たときの大木とそっくりなんです。

つまり、この少年が新たな巨人の能力を手に入れることになる…かもしれないですね。

ということは、第一話の「二千年後の君へ」からループしていることに。
ミカサがきちんと埋葬したからこそ、ループが起こってしまった、ということなのでしょうか。

新たな『二千年後の君』が意味すること

上に書いたように、この新たな『二千年後の君』はこの後巨人の力を手に入れることになると思われます。
そのことから、巨人の発生から消滅、世界の発展と衰退の歴史は二千年周期で起こっているのではないか、ということ。
始祖ユミルの前にももしかすると「始祖」がいる可能性もありますよね…。

始祖ユミルによって巨人が発生し、エレンによって滅ぼされる。
進撃の巨人としてのストーリーはこの過程を描いていたわけですが、実際にはこの前にも人類と巨人の物語があったのかもしれません。
そして、エレンが巨人を滅ぼしてからの『二千年後の君へ』が始まろうとしている、ということですね!

この少年が、この巨人の力をどう使うのかはわかりませんが…人類によってパラディ島が滅ぼされたことへの世界への復讐かもしれませんし、逆に復興するための活用かもしれません。
できることなら後者であってほしいと願うばかりです。

進撃の巨人のミカサの結婚相手は誰?

お墓参りをするミカサに付き添っている男性。
顔は描かれてはいないのですが、後ろ姿からジャンなのではないかと思われます。

訓練兵時代からミカサを一途に思ってきたジャンが報われた形ですね…!
結婚してもエレンを思い続けるミカサに寄り添い続けるジャンの姿がとても素敵です。
きっとジャンもエレンのことを大切に思っているからこそ、亡くなるまでエレンが巻いてくれたマフラーを手放せなくても、何も言わずにそばにいてくれたんでしょうね…。

その後のシーンから、二人の子供と孫たちに恵まれたようで、エレンのお蔭で2人は最後まで幸せな人生を歩むことが出来たのではないでしょうか。

進撃の巨人 エレンは何をしたかったのか

エレンが地ならしを発動させたかった本当の目的は、

パラディ島以外の人類を滅ぼすことで、ミカサやアルミン、104期生やパラディ島に住んでいるエルディア人が幸せに暮らせる世界を作るため。

マーレに潜入したころは平和的解決を目指していましたが、外の人々はパラディ島の人々を「島の悪魔」と恐れ、深く憎んでいることから地ならしを起こすことにしたのです。

自分を犠牲にして、全世界中の人類の敵となったエレン。
最後にはミカサに対する本音をポロっとアルミンに明かしてドン引きさせているのですが(笑)
上に書いたように、ミカサとジャン以外の人々も巨人に恐れることのなくなった世界で幸せに暮らせたのではないでしょうか。

まとめ

今回は、進撃の巨人の最終回についてまとめました!
読めば読むほど難しい!!
意味がわからない、と言われても納得ですよね…(笑)
そんな方の参考になれば幸いです。

ただ、こちらは個人的な考察であって、捉え方も人によって違うと思います。
気になった方はぜひ、漫画を読んでみて、いろいろな考察をご覧になってみてくださいね。

そして、アニメの方も2023年3月に完結編(前編)が放送され、完結編(後編)も秋に放送ということで、残り一話!そちらも楽しみです!
最後を迎える前に、もう一度観なおしたり、読み直すのもいいかもしれませんね。

謎が多くて、最後を読むまで分からないことも多かったこの作品。

進撃の巨人の伏線で鳥肌!回収された伏線の解説についてはこちらを御覧ください!


最初から最後までしっかり楽しませていただきました!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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