『進撃の巨人』では、奇行種と呼ばれる巨人が存在します。
巨人と言っても何種類かの巨人がいるようですが、どんな種類が奇行種と呼ばれる巨人について気になりますよね?
実はイケメンな奇行種も存在します
そこで、奇行種の種類を一覧で紹介します。
正体や走り方についても、合わせてみていきましょう。
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【進撃の巨人】奇行種とは?
『進撃の巨人』と言えば、もちろん巨人が登場するのですが、その中でも「奇行種」と呼ばれる巨人がいます。
奇行種は通常種よりも見た目や走り方、行動、経緯などが特徴的!
ここでは、奇行種の巨人と通常種の巨人を比較しつつ、奇行種について説明していきます。
奇行種とは?
普通の巨人と比較して、ややグロイ見た目なのも特徴の一つ。
巨人には、知性を持つ巨人と持たない巨人の2つに分かれており、知性を持たない無垢な巨人の中でも、「通常種」と「奇行種」という種類に分けられています。
巨人に共通する習性とは?
巨人にはいろいろな種類の巨人がいますが、共通する習性としては、目の前の敵を襲うこと。
どの巨人にとっても目の前の敵とは人間の事なので、種類が違えど、人間からすれば巨人は皆敵だということになります。
通常種とはどこが違う?
通常種の巨人は、捕食対象である人間に向かっていきます。
それに対し、奇行種は人間を無視して突然走ったり、奇妙な動きをすることがあり、通常種と違って、予測できない行動をとる巨人を奇行種と呼ばれています。
エレンの進撃の巨人や、女型の巨人など、情報がない巨人のことも奇行種と呼んでいました。
【進撃の巨人】奇行種でイケメンで噂の巨人とは?
第11話に登場した巨人は 「イケメン巨人」と呼ばれ、SNSでも大きく話題になりました。
トロスト区奪還作戦にむけて、ドット・ピクシス司令が兵に演説をしている途中、過去の巨人との戦いが回想として流れるのですが、そのシーンで流し目が特徴的な、金髪ショートカットの整った顔立ちの巨人が一瞬だけ映ります。
この巨人も、通常の巨人とは明らかに違う見た目をしているため、奇行種なのでは?と言われていますが、人間を捕食しながら近くにいる別の人間を目で追っていることから、おそらく通常種なのかもしれません。
こんなにイケメンでも、人間を捕食しているのを見ると、不気味な感じもしますね…。
【進撃の巨人】奇行種 一覧!走り方も特徴的な奇行種
ここでは、奇行種の特徴についてお伝えしていきます。
①突然走り出す巨人
②トロスト区で腕を直角に外側へ曲げながらくねくね走る巨人
③女型の巨人
ここからは、これらについてさらに詳しく見ていきましょう。
奇行種①突然走り出す巨人
『進撃の巨人』の奇行種の中でも突然走り出す巨人は一番印象に大きいのではないかと思います。
通常種とはかけ離れたスピードで迫ってくる様子には、人類皆、恐怖を覚えるのではないでしょうか?
また、特徴的な走り方に、走り方を真似する読者も沢山いるようですね。
奇行種②トロスト区で腕を直角に外側へ曲げながらくねくね走る巨人
上記の突然走る巨人と同じだと思うのですが、トロスト区が巨人に襲撃されたとき、腕を直角に外側へ曲げながらくねくね走る奇行種が出現しました。
この奇行種は近くにいる兵を無視して、大勢の避難民のもとへ直行するのですが、そのスピードがすごく早い!
くねくねしながらもすさまじいスピードで襲ってくるところにも恐怖を感じますね。
奇行種③女型の巨人
奇行種の巨人と呼ばれている中でも、女形の巨人もすごく話題になりました。
変身者の正体はアニ・レオンハート。
本体のアニが兵士としての訓練を受けている事から、立体機動を使う兵士の戦い方を熟知。
女型の巨人を通常の奇行種と思い込んで挑んだ調査兵団に大損害を与えます。
女型の巨人に立ち向かったエレンは一度は勢いで押しますが、直後に反撃を食らい、逆に捕らわれてしまいました。
【進撃の巨人】その他の奇行種を一覧で紹介!
奇行種と呼ばれている巨人は、上記で紹介した巨人の他にもまだいろいろな種類の巨人がいます。
④ダイナ巨人
⑤コニー母巨人
⑥ロッド・レイス巨人
⑦トーマスイーター
⑧無垢の巨人
ここからは、これらの巨人について見ていきましょう。
奇行種④ダイナ巨人
エレンの母親・カルラを食べた巨人は、グリシャ・イェーガーのかつての妻であったダイナ・フリッツでした。
ダイナ・フリッツは王家の血を継いでおり、マーレ帝国で報復を企てていたグリシャ達と行動していましたが、息子に告発され、ダイナはグリシャの目の前で巨人にされてしまいます。
ダイナの巨人は他の通常種の巨人と見た目が大きく違っており、行動も何かおかしいところがあるということで、奇行種して認定されています。
奇行種⑤コニー母巨人
コニーの故郷であるラガコ村は、ジークの能力によって巨人化させられてしまいます。
コニーの家で倒れていた巨人は、後にコニーの母親であることがわかりました。
コニー母巨人は自立できるほどの筋力はなく、わずかながらの知能は持っているようです。
コニーを見た時に「オアエリ」と言い、コニーはその巨人に母親の面影を感じていました。
通常種の巨人とは違うことから、奇行種として認識されているようです。
奇行種⑥ロッド・レイス巨人
個人的に、ロッド・レイス巨人には笑ってしまいました。
ヒストリアの父であるロッド・レイスが、巨人の脊髄液を舐めて巨大な巨人になりました。
超大型巨人と同じくらいの大きさで、周りの人間には興味を示さずに壁に向かっていく奇行種。
しかし、その巨大な身体を自分で支えることができず、地を這って移動していたため、顔の表面がなく、臓器もむき出しに…。
奇行種⑦トーマスイーター
正体はエルディア復権派のメンバーで、トロスト区急襲時にエレンの班にいたトーマスを捕食して巨人になります。
巨人化したエレンに殺されました。
奇行種⑧無垢の巨人
ユミルの民が巨人化した姿で「九つの巨人」と異なり、知性を持たない巨人。
人を感知し食べるなどの単純な行動原理を持っています。
「九つの巨人」の能力者を捕食するとその能力を受け継ぎ、人間に戻ることができる。
【進撃の巨人】奇行種が発生する原因を考察
ここでは、奇行種が発生する原因についていくつか考察してみました。
以下で詳しく見ていきましょう。
考察①巨人化の薬の摂取量や摂取方法
「巨人化の薬」をエルディア人が注入すると巨人になることから、巨人の正体が人間であることが分かります。
奇行種は、巨人化の薬の「摂取量」や「接種方法」によって変わるのではないでしょうか。
巨人化の薬は気化しやすい特徴があり、成分の調査ができないようになっています。
ロッド・レイスは、注射器が壊れて脊髄液が漏れだしたものを口から摂取して巨人になったことから、蒸発しても成分は残っており、その量によって奇行種が生まれることもあるのではないかと考えられますね。
考察②脊髄の損傷や健康状態によるもの
巨人化する薬を注入される側の人間が、「脊髄を損傷しているかどうか」でも変わるのではないかと考察します。
ここでも、ロッド・レイスを例をして紹介させてもらうのですが、実の娘であるヒストリアから、注射器を壊され背負い投げをされ、ロッドは脊髄を損傷しました。
動けずに這いつくばるようにして、壊れた注射器から巨人化の薬を直接口の中に摂取していました。
ここから脊髄の損傷程度によって、奇行種になるかどうかが決まるのではないでしょうか。
巨人化した時の動きを見ても、脊髄の損傷が関係しているのを感じられますね。
考察③叫びの力によるもの
以前、女型の巨人が「叫びの力」によって「無知性巨人」を引き寄せたことがありました。
またジークの「叫びの力」で巨人化したジーク巨人らは、ジークの命令に忠実に動く「無知性巨人」となります。
しかしこれらはあくまで限定的な効果であり、命令をうけて「通常種」がその場限定であたかも「奇行種」のような動きをしたということも考えられます。
そのため、「奇行種」発生要因とは無関係である可能性も高いと言えるでしょう。
考察④人間であったころの想いの強さ
巨人化する際に、思い残すことや強く願うことがあり、自我が強いまま巨人化すると、人間であった時の意識などが巨人に反映されるのではという説もあります。
これらの「無知性巨人」は「通常種」とは異なる動きを取ることから「奇行種」になる可能性が極めて高いと言えます。
考察⑤他民族と混血したエルディア人
エルディア帝国時代の蛮行として、エルディア人が他人種にたいして無理やり混血し、子を産ませたという民族浄化の歴史が残されています。
この歴史が、奇行種を生み出す原因と繋がっていると考えられるのではないでしょうか。
純血のエルディア人と他人種との混血エルディア人では、巨人化した際に「奇行種」という形で違いが出るのでは、という濃厚な説がありますが、漫画には明確な記述がないため、事実は謎のままです。
【進撃の巨人】奇行種の正体とは?
奇行種は、身近な人間を襲わず予測不能な動きをする特徴があります。
通常種とは違った、一度見たら記憶に残るようなインパクトのある個体が多いですね。
奇行種の正体は、通常種や九つの巨人と同じエルディア人ですが、同じ人種からなぜ奇行種が生まれるのかは今でも謎に包まれています。
まとめ
今回は、奇行種 一覧!正体や走り方、イケメンな奇行種などについてお伝えしました。
巨人と言ってもいろいろな種類の巨人がいることが分かりましたね。
そして、巨人化される経緯なども知ると、最も恐ろしいのは巨人ではなく人間なのではないか…と感じさせられました。
進撃の巨人を見たことをがある人もない人も、この記事をきっかけにもう一度楽しんでみてはいかがでしょうか。
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