2011年3月から2020年1月まで週刊モーニングで連載されていた大人気作品「鬼灯の冷徹」。
本作品の完結について、作者の死亡が関連しているのではないかとネット上で噂となっています。
この噂の真相はどうなっているのでしょうか。
そこで今回、本記事では鬼灯の冷徹作者である江口夏美先生の現在や死亡の噂や現在のご状況について解説していきたいと思います。
【鬼灯の冷徹】作者は死亡してない
まず結論から申し上げますと、作者江口夏美先生は死亡していません。
現在も漫画家として活動を続けています。
2020年に「鬼灯の冷徹」が連載終了してからも、以下の漫画作品を世に送り出しているようです。
- 週刊モーニング連載作品「出禁のモグラ」(2021年~)
- LaLa DX5月号読切作品「閣下とヤンス」(2021年)
- LaLa DX7月号読切作品「エクソシストは顔採用にしておけ」(2021年)
このことから、江口先生がご健在であることがわかるでしょう。
ではいったいなぜ、「死亡した」などの噂が流れたのでしょうか。
【鬼灯の冷徹】作者死亡の噂のきっかけ
作者である江口先生の死亡説について、いくつかの理由からこの説が浮上したようです。
主に、休載や連載終了などといった週刊連載にかかわる事柄を理由に死亡説の噂が広まっていきました。
一つずつ詳しくご紹介します。
作者が体調不良により、休載をしていたから
一つ目の理由として、江口先生が体調不良により休載したことから死亡の噂が流れています。
週刊連載を体調不良により休載すると、多くの読者は「大きな病気なのではないか」と心配する傾向にあるようです。
これは世間一般から見て漫画家の先生方は日々多忙かつ、生活が不規則な印象があることからでしょう。
当時の江口先生の体調に関しては命にかかわるような状態ではなく、休載後も物語を最後まで描き続けていました。
こちらの理由については鬼灯の冷徹ファンが江口先生の体調を心配したことから、噂が広まったといえますね。
途中から隔週連載に変更したから
前述した江口先生の体調不良による休載ののち、2014年7月から週刊連載だった鬼灯の冷徹が隔週連載に変更しました。
江口先生は「少々体を壊してしまい、原稿を描くスピードが落ちてしまった」、「アニメやグッズ監修もきちんと行って参りたい」などと週刊モーニングを通じて読者にメッセージを送っています。
連載当初よりも仕事量が増え(アニメ、グッズなど)、無理のない範囲で連載を続けていくために隔週連載にする、といった旨のメッセージだと個人的には解釈しましたが、一部読者は違ったようです。
「少々体を壊した」という発言から、実は重大な病気を隠しているのではないかと心配していた読者もいたのでしょう。
「少々体を壊したから隔週連載にする」といったメッセージから死亡説に発展するのは少し飛躍しすぎてるかもしれませんね。
鬼灯の冷徹の連載が終了したから
鬼灯の冷徹の連載が終了し、物語が完結したことから江口先生の近況がわからず死亡したと認識した方がいたようです。
これは鬼灯の冷徹をアニメなどで楽しんでいた、ライトめなファンによる噂でしょう。
本作品を完結までリアルタイムで追っていたファンであれば、江口先生が体調に問題がなく、完結まで描き切ったとわかっていると思います。
一方で、知らないうちに作品が完結していた、と感じたファンの方からすると「打ち切り」や「作者が死亡してしまった」と想像してしまうのかもしれません。
また一部の読者からは「9年間も続いた作品が突然終了した」といった声もあり、「突然終了したということは病気などの理由かもしれない」と考えられていたようです。
当時心配の声も上がっていましたが、幅広いファンを持つ本作品は惜しまれながら終了していました。
それだけ愛されていた作品だということがわかりますね。
江口先生は鬼灯の冷徹完結後も活動を続けていることから、身体的に漫画を描き続けることが難しい、といった理由で終了したということではないでしょう。
ここからは本作品の完結した理由を少し予想してみます。
鬼灯の冷徹の作者の現在は?
『#出禁のモグラ』6巻、本日発売です‼️ pic.twitter.com/iryuqYbrgf
— 「出禁のモグラ」「鬼灯の冷徹」公式 (@mogura_hozuki) January 23, 2024
「鬼灯の冷徹(ほおずきのれいてつ)」の作者「江口夏実(えぐち なつみ)」さんは、現在「モーニング」で「出禁のモグラ」を連載されています!
公式アカウントを見れば、直近の落書きなども見れて、お元気にご活躍いただいている様子を感じることができますよ!
【鬼灯の冷徹】完結の理由は?
本作品が終了した理由について、作者江口先生の死亡によるものではないということがわかりました。
また体調悪化などの理由も考えにくいでしょう。
連載終了について江口先生より明確な理由を言及しているということはありませんでした。
ただ江口先生は連載終了後X(旧Twitter)で「きちんと終わるまで続けることが出来ました」、「大変幸せで恵まれた作品です」と発言しています。
一方で、ネット上では連載終了について「最終話までの話数を計算していたのでは?」といった考察が多くありました。
作品の総話数と地獄の数をそろえて終了した?
鬼灯の冷徹では地獄についてこのような説明があります。
地獄は八大地獄と八寒地獄の二つに分かれ、さらに二百七十二の細かい部署に分かれている
こちらの二百七十二という数字が、連載終了時の総エピソード数と同じ数でした。
ネット上ではこれを「狙っていた」と予想しており、突然終了したことについても辻褄を合わせていたのでしょう。
しかし実際はそういった狙いがあったわけではなく、偶然同じ数字になったということでした。
偶然だとしても感心してしまいました…。
突然の終了と一部読者には思われているようですが、作者本人が満足に終了できたと発言していることから描きたいものを描き切ったうえでの終了だったと考えていいでしょう。
「鬼灯の冷徹 作者 死亡」を検索する人がよく思う疑問
まとめ
江口先生の死亡説についての真相について解説しました。
江口先生は現在も漫画家として活動しており、死亡していません。
また鬼灯の冷徹についても満足のいく結末を描けたということもわかったでしょう。
それを踏まえて本作品を全巻一気読みしてはいかがでしょうか。
より一層鬼灯の冷徹が楽しめるかもしれません。
コメント