弱虫ペダルは週刊少年チャンピオンで連載されている自転車競技を題材にした作品です。
多くの魅力的なキャラクターが登場する本作品ですが、京都伏見高校の「御堂筋翔(みどうすじあきら)」にスポットを当ててみたいと思います。
彼は登場キャラクターのなかでも特に癖のある性格をしていて、「かわいそうな過去」を持っているともいわれているようです。
今回はそんな御堂筋の性格から彼を形成した過去について解説していきます。
ぜひ最後までお読みください!
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弱虫ペダルの御堂筋はかわいそう?リタイアで負るのはなぜ?
御堂筋は1年時、2年時ともにインターハイ3日目にリタイアで敗北。
勝利にこだわる性格の彼ですが、「ゴール目前で限界を迎えてしまう」ということを2年間繰り返していますね。
これには御堂筋の性格や過去のトラウマ、現在の対人関係が影響していると考えられるでしょう。
ここからは御堂筋のプロフィールについてご紹介します。
御堂筋のプロフィール・声優
名前 | 御堂筋 翔(みどうすじ あきら) |
生年月日 | 1993年1月31日 |
星座 | みずがめ座 |
身長 | 185㎝ |
視力 | 2.0 |
学校・学年 | 京都伏見高校1年→2年 |
タイプ | オールラウンダー |
愛車 | DE ROSA |
ゼッケン番号 | 91(IH神奈川)、111(IH栃木) |
声優 | 遊佐浩二(少年時代:雪野五月) |
主人公小野田坂道が所属している総北に対し、箱学と並び”ライバル校”とされているのが京都伏見高校です。
そんな京都伏見で1年次から強引にエースの座をもぎ取ったのが御堂筋。
異常なほどに勝利に貪欲な姿が彼の性格にも表れています。
しかしそのエゴイスティックな言動がチームに悪影響を及ぼしているかといえばそうではなく、彼の勝利への執念が周りをも鼓舞しているようです。
とはいえ、スポーツマンらしからぬ姿も伺える御堂筋の言動、そのいくつかをご紹介します。
御堂筋のヤバすぎる言動
御堂筋は口癖として「キモ」という言葉を多用します。
こちらが御堂筋の言動のなかでも特に乱用されており、時には連呼しているほど。
彼はチームワークや友情といったものを嫌っており、自分の気に入らない発言を耳にすると「キモ」と発言しているようです。
勝利を第一に考えている御堂筋にとっては、人との関わりは二の次なのかもしれません。
また彼はレース中にも相手を煽るように「キモ」を言い放つこともあります。
行う競技によっては反則になってしまうのではないでしょうか…。
チームメイトや先輩に対しても暴言
御堂筋は自身のチームメイトや先輩に対しても「ザク」といった暴言を心の中で発しています。
「ザク」とは雑魚、どこにでもいる量産型という意味。
おそらくガンダムに登場するザクという期待から由来するものでしょう。
自身がエースとなり指揮をしているため、思い通りにいかず勝利から遠のいてしまうと相手を問わずそういった暴言が頭に浮かんでしまうようです。
この様子から彼が以下に勝利に対して貪欲なのかがわかりますね。
御堂筋はなぜそこまで勝利に執着しているのでしょうか?
御堂筋が勝利にこだわる理由
ここまで彼の言動や勝利にこだわる性格についてご紹介してきました。
彼の異常なまでの執着については、ネット上でもいろいろな考察がされています。
そこで、ここからは御堂筋が勝利にこだわる理由についてみていきましょう。
勝利にこだわる理由①:負けることに恐怖を抱いている
御堂筋が勝利にこだわる理由として負けることに対し恐怖を抱いていると考えられます。
前述したように御堂筋は勝利に固執しており、その様子はレース中にも見ることができるでしょう。
その様はまるで悪役。
これは勝利に対しての執念だけでなく、敗北することへの不安感や恐怖が現れているからではないでしょうか?
御堂筋は敗北に対し「強迫観念」があると思います。
そのため敗北を避けるように周りのチームメイトや先輩に対しても強く当たってしまうのではないでしょうか?
勝利にこだわる理由②:自身の弱さを隠すため
前述したように御堂筋には敗北を恐れる一面があり、それを悟られないために挑発的な言動をしているのではないでしょうか?
御堂筋は勝利を一番に考えており、そのために弱い部分を他人に見せません。
そしてそれを悟られたくないがゆえに周りに攻撃的になっているようにも感じます。
この立ち振る舞いは考え方によってはストイックであるともいえるでしょう。
彼が恐怖や自身の内面を隠すようになった経緯も気になるところですね。
御堂筋の勝利へのこだわりは少年時代にあった?
御堂筋は作中、過去を掘り下げられています。
彼の少年時代の母親とのエピソードを知ることで、現在の振舞いを理解することができるでしょう。
御堂筋のお母さんは彼の少年時代に病気で入院をしていました。
御堂筋少年はお母さんに会いに行くため病院まで自転車で通うことに。
その距離片道2時間。
一生懸命自転車をこいでお母さんに会いに行くと、喜んでくれると考えた御堂筋少年は自転車に打ち込むことに。
しかし御堂筋の母親は亡くなってしまいます。
御堂筋のお母さんは亡くなる前、御堂筋少年にある言葉を残しています。
「何があっても、前に進むんやで」という言葉です。
この言葉によって御堂筋は勝利にこだわる現在の性格になったのではないでしょうか。
またリタイア目前まで限界でも走っている点もこのことが影響しているかもしれません。
御堂筋翔の墓参りシーンは?
2015年公開の劇場版弱虫ペダルでは、御堂筋がユニフォーム姿で母の墓参りに訪れるシーンがあります。
劇場版での御堂筋の出番はあまりないのですが、この墓参りシーンが強烈なためとても印象に残るでしょう。
ファンイチ押しの感動シーンですね。
まとめ:御堂筋の勝利に固執した性格、攻撃的な言動は彼の過去にあった
御堂筋の原稿や勝ちにこだわる性格、そのきっかけとなった過去のエピソードについてご紹介しました。
現在の彼は攻撃的で人を寄せ付けませんが、心根はやさしい性格の持ち主であると考えられますよね。
また作中では相手に対しても実力を認める描写などもあり、全てを否定するのではなく肯定する懐も持ち合わせているのでしょう。
知れば知るほど魅力を知ることのできる御堂筋翔。
今一度作品を振り返ってみて、彼をさらに知ってみてはいかがでしょうか?
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