少年ジャンプ+で2021年まで連載されていた大人気作品『地獄楽』。
この作品は漫画での評判の高もあり、2023年4月にはアニメ化もされました。
しかしネット上ではアニメが中止になったとの噂が流れているようです。
またアニメ中止の噂だけでなく、原作漫画の打ち切り説についても話題となっています。
このふたつの噂は事実なんでしょうか?
本記事では地獄楽のアニメ中止理由や原作漫画の打ち切り説について解説をします。
【地獄楽】アニメ中止は本当?
地獄楽のアニメ中止についてですが、実際は5月27日の放送・配信が休止され先延ばしになったということでした。
アニメが途中で終了してしまった、打ち切りになってしまったなどということではありません。
5月27日放送・配信を予定していたのはアニメ第9話。
実は前話である第8話にて、第9話の休止告知をしていたのですが、告知を見逃していた方や忘れていた方が多かったのでしょう。
第9話放送日の5月27日に、放送・配信を楽しみにしていた視聴者の方が「アニメ中止?」「お休みだったのを知らなかった」などの声を上げ、「アニメ中止」の噂が広がったのだと推測します。
【地獄楽】のアニメはつまらない?
原作漫画の評判も良くアニメ放送の期待も高かった地獄楽ですが、アニメについても高評価だったようです。
本作のアニメについてはアニメ制作会社「MAPPA」によって行われました。
地獄楽のほかにも「チェーンソーマン」「呪術廻戦」「進撃の巨人 The Final Season」などを手掛けているアニメ会社です!
こちらの会社は美麗な背景やダークな作品のグロテスクな表現も原作に忠実に再現しています。
地獄楽は「極楽浄土」と呼ばれる島で仙薬と呼ばれる不老不死の薬を探す物語なのですが、この島の未知の生物や植物をアニメで忠実に再現できるかを原作ファンは期待していました。
結果として毒々しいカラーの表現や美麗な背景をMAPPAが再現したことにより、アニメ勢のみならず原作勢にも高い評価を得たようです。
地獄楽のほかにもダークファンタジー作品を取り扱っているMAPPAだからこそ、期待を裏切らない作画でアニメが出来上がったのでしょう。
もちろん作画だけでなく、ストーリーについても「面白い」と高評価を得ています。
【地獄楽】打ち切りの理由や真相は?
地獄楽の打ち切り説について真偽は公表されていませんが、打ち切りではなかったと推測します。
まず打ち切りだと噂された理由から解説します。
いったいどのような理由で打ち切りだと思われてしまったのでしょうか?
打ち切りだと思われた理由①:連載期間が短かったから
一つ目の理由として、地獄楽の連載期間が短かった点が挙げられます。
本作品は少年ジャンプ+でおよそ3年間の間連載されていました。
地獄楽のようなバトルを絡めた物語の作品にしては比較的短期間での連載だったのかもしれません。
コミックスについては全13巻。
この短さによって打ち切りと噂されてしまったのでしょう。
しかし実際は打ち切りではないと考えます。
理由として、昔よりも短期間で完結するマンガが増えているという点。
物語の結末としても主人公画眉丸が当初の目的を果たしている点が挙げられます。
現代は20巻前後で完結する作品も増えている
これまでの人気作品であれば編集を続けてほしい出版社により、物語を引き延ばす傾向にありました。
しかし現代は作者の思い描く結末を描けるようになったためか、20巻前後で完結する作品も増えています。
例として「鬼滅の刃」などがあるでしょう。
その点を考えると、地獄楽についても「連載期間が短いから打ち切りになった」というわけではないと考えられます。
主人公画眉丸が目的を果たしている
連載期間が短いとはいえ、物語は当初の目的から目的達成までしっかり描かれています。
画眉丸の目的は無罪となり妻のもとへ帰ること。
その目的までを連載期間のなかで、惰性せず描けた結果3年という期間で連載が終了したのではないかと考えられます。
ストーリーを余分に膨らませたりしなかった結果、きれいな結末を迎えられたのではないでしょうか。
こちらについても打ち切り説を否定するものとなるでしょう。
打ち切りだと思われた理由②:アンケート結果が悪かった?
地獄楽は連載当時人気作品であり、アンケート結果が悪かったなどということはないでしょう。
ジャンプ+のアプリ内では曜日ごとに連載作品が人気順で表示されています。
本作品の連載当時は月曜連載作品の中でも「地獄楽」「サマータイムレンダ」と2作品が並び毎週人気1位を取り合うような状況でした。
このことから、アンケートなどによる不人気で打ち切りになったということもあり得ないでしょう。
そもそも不人気作品であればアニメ化の話自体なかったとも考えられますよね。
数多くの連載作品があるジャンプ+のなかでもアニメ化されている限られた作品であることが地獄楽の人気の証明でしょう。
打ち切りだと思われた理由③:作者「賀来ゆうじ」先生の作品「アヤシモン」が打ち切りで終了したため
地獄楽の作者である賀来ゆうじ先生は地獄楽完結後に、週刊少年ジャンプで「アヤシモン」を連載しました。
この作品は連載期間6か月、コミックス全3巻で終了していることから打ち切りだといわれています。
このアヤシモンと地獄楽の情報が混在してしまったことから、地獄楽打ち切り説が浮上したのでしょう。
打ち切りだと思われた理由④:地獄楽を「つまらない」と感じていた層がいたため
地獄楽は人気作品であった反面、「怖い」「つまらない」といった声も一部読者から上がっていました。
これは作品の世界観によって、グロテスクな表現やキャラクターが死亡する場面がいくつもあった点が理由でしょう。
そういった表現の苦手な読者が地獄楽を読んでみたら「怖い」「つまらない」と感じてしまったのかもしれません。
様々なジャンルの漫画が無料で読めるアプリなのでいろいろな方の目に留まってこのような感想が生まれたのではないでしょうか。
結果:地獄楽は打ち切りではなかった
アニメ化されるほどの人気作品であり、完結を惜しむ読者もいたほどの作品だったため、打ち切りで終了したということは考えられないでしょう。
地獄楽完結後も即、本誌でアヤシモンの連載が始まったことからも賀来ゆうじ先生が評価されていたことがわかります。
現在賀来ゆうじ先生は連載をされていないので、今から次回作が待ち遠しいですね!
【地獄楽】アニメ第2期の予定はある?
アニメ地獄楽は第2期の制作が決定しています。
第1期終了後、2023年7月に発表されました。
放映時期については未定ですが、今後の続報をチェックしていくといいでしょう。
アニメ地獄楽は完結まで描かれる?
地獄楽のアニメが完結まで描かれるとすれば、第3期で完結すると思います。
第1期の時点でコミックス5巻までを描いており、このままのペースでは第2期はコミックス9巻までが描かれるという予想です。
全13巻で完結していることも考慮すると、第2期で駆け足で完結するよりも第3期までかけて綺麗に終わらせた方が良いでしょう。
第3期についての発表は現時点でありませんが、制作は大いにあり得ると思います。
原作漫画だけでなく、アニメでも完結まで見れるのであればファンも大興奮ですよね!
【地獄楽】ネタバレなしでどんな話か解説
地獄楽は少年ジャンプ+で2018年~2021年まで連載されていた作品です。
連載当時はジャンプ+のなかでも看板作品の一つともいえるほどの人気を博していました。
時は江戸時代末期。抜け忍として囚われ死罪人となった元・石隠れ最強の忍“画眉丸”は、極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となれることを告げられる。
画眉丸は最愛の妻と再会するため、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切”とともに仙薬があるという島へ向かうことに。
島に上陸した画眉丸と佐切に立ち塞がったのは、同じく仙薬を求める死罪人たち。そして、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人たち……
謎多き島で、果たして画眉丸は仙薬を見つけ出し、生きて帰ることが出来るのか——!?
「地獄楽」公式サイト
地獄楽の魅力の一つとして、主人公画眉丸と同じように仙薬を狙う死罪人、同行する打ち首執行人たちが魅力的なキャラクターであることが挙げられるでしょう。
未知の島での毒々しくも魅惑的な世界観や個性的なキャラクターたちが、読者・視聴者を惹きつける作品です。
地獄楽のアニメ中止について気になる人がよく思う疑問4選
【地獄楽】のアニメは中止になった?その理由や打ち切り説の真相について解説!:まとめ
少年ジャンプ+で看板作品の一つとなり、現在アニメでも高い評価を得ている地獄楽はアニメの中止や打ち切りなどもなく、今後もファンを楽しませてくれる作品となるでしょう。
また漫画・アニメだけでなく、舞台化もされ今後もファンが増えていくと思いますので今一度原作やアニメを振り返り楽しむのもいいかもしれません。
来年以降第2期も放送予定なので、こちらの続報に注目して期待して待ってみてはいかがでしょうか。
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