【地獄楽】 102話 十禾(じっか)の策略と弔兵衛(ちょうべい)の決意 ネタバレ・考察

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引用元:マンガBANG

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十禾の策略と弔兵衛の決意【地獄楽】102話 ネタバレ

盤古から生まれる天仙

たどり着いた盤古の丹田から生まれる天仙たち。

同じ氣を持つ天仙を生み出したのであろう。五カ所すべてで同じことが起きていると推測できる。弔兵衛、桐馬の前には「木」の桃花が生み出される。しかし、所詮まねごとで本物とは違い再生はしないようだ。

十禾の企み

引用:賀来ゆうじ『地獄楽』(少年ジャンプ+

弔兵衛と桐馬は丹田に向かう前、十禾に殊現の殺害を依頼されていた。

彼が死ねば序列第三位の十禾が次期当主になり左団扇で暮らせるからだという。また、殊現は身内に甘く、正体のバレていない桐馬なら易々殺せる。殊現を殺せば二人は島で死んだと幕府に伝え、自由にしてくれると持ちかける。そんな十禾のこと弔兵衛は人の心を持たない奴と言うのであった。

弔兵衛の決意

再生のできないまがい物の桃花であったが、力自体は本物と同等で徐々に押されていってしまう。

天仙相手に出し惜しみはしていられないと、力を解放しようとする弔兵衛であったが、盤古の影響で氣が乱れたせいか、力の制御ができなくなっていた。

解放すれば完全に花化してしまう。しかし時間をかければ粉状の破片を吸った桐馬まで花化してしまう。桃花、丹田の両方を相手にするのは至難。手をつないで「相生」する隙も無い。時間がかかれば桐馬が危険。様々なことを考慮した弔兵衛は完全に花化することを決意するのだった…。

その頃、画眉丸と佐切の前に次代の画眉丸が姿を現し・・・

 

十禾の企みと弔兵衛の決意【地獄楽】102話 感想

弔兵衛の弟を思う気持ちがあふれた決意がすごくかっこよかった。

はじめは単純で、激情しやすい性格かと思われた弔兵衛だったが、冷静に現状を分析し、身を削る姿は感動的だった。

逆に十禾の恐ろしい企てが露わになった。自由奔放だが協力し合い、脱出を試みていると思った十禾だったが、殊現の殺害を依頼していたのは意外だった。

これからは盤古や天仙だけではなく、身内の裏切りにも注意しなければならないのだろうか。

 

十禾の企みと弔兵衛の決意【地獄楽】102話 伏線・考察

今回一番驚いたのは十禾の殊現殺害依頼だ。

しかし、本当に殺害を狙っているのだろうか。それとも作戦か何かなのだろうか。

十禾は登場からずっと真意がつかめないキャラだった。権威や金に執着するタイプでは無いと思うが、現場を離れ左団扇で暮らしたいというのは本心だろう。本当に山田浅ェ門を裏切ろうとしているのか、何か狙いがあるのか、今後の動向が気になる人物だ。

十禾の企みと弔兵衛の決意【地獄楽】102話 Twitter民の評価

 

https://twitter.com/so_yu_ji/status/1275725319945826305 https://twitter.com/hr_sn3n/status/1275651987024068610

https://twitter.com/knker801/status/1275453777760227333 https://twitter.com/5_2hami/status/1275409119990525954 https://twitter.com/y3626_May/status/1275028342224248835

https://twitter.com/Nyd8eJ6k6CLnlj0/status/1274733316990660609

 

 

前回までのあらすじ
ヌルガイ と 士遠(しおん)の確かな絆【地獄楽】最新 101話 ネタバレ

たどり着いた標的

引用:ジャンプ+

出典:少年ジャンプ+

威鈴と清丸士遠とヌルガイそれぞれ盤古の丹田に前にたどり着く。正確にはその一部で、牡丹のような形状をしている。その前でも襲いかかってくる化け物たち…。士遠の身体は限界だった。

 

ホラ貝の音

出典:少年ジャンプ+

戦いの最中「ブオオオオオ」というホラ貝の音が聞こえる。これは合図の音だった。丹田を同時破壊するために、全員が丹田にたどり着いたとメイが判断したら一定の間隔でホラ貝を吹き続ける。そうしてみんな音に合わせて破壊を繰り返す。その内全員の攻撃が合う時が来ると言う寸法だ。
士遠は氣を込めた武器で丹田を攻撃するも浅く、同時攻撃には至らなかったため回復されてしまう。また、化け物たちの攻撃から氣の扱えないヌルガイを守らなければならなかった。

 

覚醒したヌルガイ

出典:少年ジャンプ+

ヌルガイは士遠の後ろ姿から、自分をかばってくれたときの士遠を思い出す。清丸は「そいつを庇うと幕府への叛意になる」と問いただすが、士遠は「無実の者を処刑する理由が分からない。」「この子と共に安住の地を探す旅に出る。」と答えた。

ヌルガイはこのときの言葉は本気なのかと士遠に聞く。士遠は「本気だ。せめて君を守らせてくれ」と答える。それを聞き、ありがとうと言ったヌルガイは化け物たちに立ち向かっていく。このとき、ヌルガイはまるで氣を見えているかのように次々に倒していった。

そうして振り返ったヌルガイは「お守りなんていらない」「一緒にいてくれるなら相棒だよ!」と投げかける。ここで士遠はヌルガイを子供扱いしていたことに気づく。体力も限界で氣を温存したい士遠はヌルガイの実力を認め、先陣を任せるのであった。「頼めるか?ヌルガイ」「おう!」二人の間にはさらに強い絆が生まれた。
しかし、そんな中、傷つけられたジュジンの盤古は怒り、花弁から何人ものムーダンを生み出すのであった…。

 

ヌルガイ と 士遠(しおん)の確かな絆【地獄楽】最新 101話 感想

 

今回の一番の活躍はヌルガイだった。今まで戦いから遠ざけられ、士遠に守られてばかりのヌルガイだったが今回遂に、士遠の前に立って戦うことができた。士遠もヌルガイを認め、先陣を任せるようになり、士遠の保護下にあったヌルガイが士遠と肩を並べ、敵を倒すために協力する姿に急激な成長を感じた。

ヌルガイ と 士遠(しおん)の確かな絆【地獄楽】最新 101話 伏線・考察

 

急激な成長を見せたヌルガイだったが、戦いの最中敵の姿が白いもやの様に見えていた。氣が見えないとされていたヌルガイだが、今回、守られてばかりではいけないと強く決意したせいか、氣を見えるようになったのではないだろうか。さらに士遠との氣の相性のおかげで覚醒したのかもしれないと感じた。

また、最後に登場した何人ものムーダン。盤古が牡丹のような形をしていたことからも、他の盤古からも倒された天仙たちが生み出され、再び戦うことになってしまうのではないだろうか。

 

ヌルガイ と 士遠(しおん)の確かな絆【地獄楽】最新 101話 Twitter民の評価

https://twitter.com/noyy_____/status/1272185328950849536

 

 

【地獄楽】とは? 作品概要

地獄楽とは、少年ジャンプ+で毎週月曜日連載されている漫画です。最初はジャンプ+ネット漫画からスタートしました。

 

大罪を犯したとして死刑の判決を受けた死刑囚たち、生きて帰ってきたら自由を保障するこいうことで、ある島に島送りにされます。

死刑囚たちを監視する目的で死刑執行人が同行します。囚人と死刑執行人は島に上陸するとすぐに異様な光景を目にします。明らかに異形で巨大な化け物たちが存在しており、虫に刺されたりするだけで植物化して死んでしまうという呪われた島だったのです。その島の奥地で進み島の全容を解明して島にいる化け物・支配しているものたちと対峙していきます。最後に無事島を脱出して自由を手に入れることはできるのかという物語です。

 

【地獄楽】作者:賀来ゆうじ先生の経歴が凄すぎる

 


地獄楽の作者は「賀来ゆうじ」という作者です。比較的新しい作者でほかの作品などはあまり知られていません。

そんな賀来ゆうじ先生は、なんと週刊少年チャンピオン編集部にいらした元編集者です。『浦安鉄筋家族』で有名な浜岡賢次先生の担当編集されたり、藤本タツキ先生の作品を担当されました。

以前は自身の作品に悩んでいたそうですが、藤本先生と趣味が合い「自分を好きなものを好きな人がちゃんといる」と分かり、夢を叶えるために出版社に持ち込みを行い、見事漫画家として成功をおさめられたという異色の経歴をお持ちです。

また、芸能人として活躍されている、つるの剛士さんの従兄弟で、幼少期によく一緒に絵を描いていたというお話も驚きです。
ジャンプSQのFANTASMATASMAという作品の作者でもあります。

【地獄楽】アニメ化はいつ?

Twitterやアニメ化期待サイト、知恵袋などで2020年にもアニメ化を希望する声が高い『地獄楽』。

アニメ化はいつでしょうか?

ここで参考になりそうなのが、週刊少年ジャンプでアニメ化され社会ブームを巻き起こした『鬼滅の刃』。

『鬼滅の刃』がアニメ化が決定したのが、単行本が11巻発売された時。全世界での累計発行部数は250万部以上。

『地獄楽』の現時点での最新情報では、単行本が9巻まで発売され、累計発行部数は200万部を突破している。

 

これは・・・期待大ではないでしょうか!!!!

【地獄楽】面白い理由①!地獄楽の死刑囚の個性・能力が面白い

 


地獄楽では島に死刑囚が送られるのですが、その死刑囚たちが各々個性的な能力を持っておりその能力を見ること、戦いの中で新しい力を得たり適応していく姿が面白く感じられます。

主人公の忍びやくのいち、剣士、賊など様々なキャラクターが登場し、各々のスタイルで戦う姿はとてもカッコイイです。島の怪物たちと戦うのですが超再生能力を持つ相手であったり、ありえないほど巨大な相手と島に入ってからすぐに戦うことになり始めからワクワクして飽きないシナリオでした。

 

【地獄楽】面白い理由②囚人と執行人の関係が面白い

各々の囚人には執行人が一人ずついているのですが、その執行人にも超人的な能力や各々に強い個性があり面白いです。

 

はじめは執行人は囚人を殺すべき相手として軽んじていましたが、戦いの中で協力して戦うようになっていました

バラバラだった執行人・囚人が少しずつ一人の執行人と一人の囚人同士で信頼しあうようになり、終盤では執行人・囚人全員で強大な敵に挑むところにドラマを感じました。相手を倒すためだけの繋がりではなく、人-人、男-女としての様々な繋がりに面白みを感じます。

 

【地獄楽】面白い理由③!潜入した島の文化

 

たどり着いた島では、着いた瞬間から強大で不気味な敵が出現し、明らかに異様な雰囲気を醸していました。

触れると体から芽が出て死んだしまう植物の胞子が舞っていたり、殺人虫で地面が埋め尽くされているときには絶対に助からない島だと絶望しました。

話が進んでいくなかで、島の全容が少しずつわかってきて、序盤の伏線もうまく回収されていたので面白かったです。最終的に島を支配していた者たちは制圧されていくのですが、その中で彼らの価値観や思想を知り感情移入できました。

【地獄楽】面白い理由④!戦闘描写が凄い!!


様々な技と個性を駆使して、戦闘する囚人と執行人が繰りなす業が見ていて爽快でした。

パワーアップだけではなく、戦闘を通して敵もどんどん強くなっていきます。敵な半不老不死的な存在で、戦闘シーンが長く描写されています。長い戦闘の中でも敵・囚人・執行人の戦闘の中での成長があったのでダレることなく読むことができました。敵だけではなく執行人や囚人でも死んでしまうキャラクターがいたので客観的にならず感情移入できました。

【地獄楽】面白い理由⑤!敵か味方かわからない存在

 


最初に上陸した囚人と執行人が、敵の深部にたどり着いたときあたりに執行人の追加応援がありました。

追加で島に上陸した執行人たちは、囚人を絶対的悪と思い込んでおり、結託している囚人と執行人に違和感を感じます

さらに道中には信頼していた執行人の遺体もあり、追加上陸した執行人たちは、敵だけではなく囚人に対しても憤怒し殺そうとします。

終盤で戦闘シーンが多く読んでいて少しダレるかなと思っていたタイミングで、追加で際どい存在の追加執行人が入り面白くなりました。

 

【地獄楽】が面白い!Twitter民の評判

 【地獄楽】のススメ

週刊少年ジャンプ+のアプリで無料で読めます!!

『地獄楽』は『鬼滅の刃』・『呪術廻線』を呼んでる人は必読のような、一緒に買われている漫画です。

『鬼滅の刃』は子供でも理解できるような分かりやすい設定に対して、『地獄楽』は大人向けでしょうか。

人間性や悲しい心情、ジャンプならではの胸アツなストーリーや世界観も素晴らしいです!!

是非とも、もっと沢山の人に呼んで頂きたい漫画です!!

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