2023年アニメ化によって社会現象を巻き起こした大人気作品『推しの子』ですが、物語の真犯人について様々な考察がされているようです。
ネットなど一部読者の中では作中登場する『苺プロ』の社長であった『斉藤壱護』が犯人だと予想されています。
実際にその予想は正しいものなのか、ほかに真犯人がいるのか、こちらの記事で考察していこうと思います。
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【推しの子】犯人は社長『斉藤壱護』で確定?
結論から申しますと、社長は犯人ではないでしょう。
社長は『星野アイ』が芸能界に入るよう直接スカウトした人間であり、それ以降もアイを支えアイが人気アイドルになるまで育て上げました。
社長は苺プロを立ち上げた当初から自身の所属アイドルがドームでコンサートを行うことを目標としており、遂にドームでB小町がコンサートをできるという直前で起きた事件に関与するメリットがないと思います。
また、施設育ちだったアイを支えていくうちに親心のような感情が芽生えていたのではないでしょうか。
アイの素質を見抜き売れっ子アイドルにまで育て上げた社長がアイ殺害の事件に関与しているとは思えません。
ではなぜそのような考察がされているのでしょうか。
アイ死亡後に失踪したから
社長はアイが死亡して間もなく、事務所を妻である『斉藤ミヤコ』に託し失踪しています。
自分の夢を託すまでの大きな存在になったアイを失い絶望して失踪したのでしょう。
また自身が親代わりであった自覚から責任を感じ失踪してしまったとも読み取れます。
しかし読者の中には事件に関与している、もしくは犯人であるため逃げ出したと考察した方もいたようです。
しばらく行方知らずではありましたが物語が進み数年後、『星野アクア』、『星野ルビー』が成長した際には姿を現し、それぞれを陰から支えていました。
直近の話ではミヤコとも再会を果たし、再び苺プロに復帰しています。
このことから、社長が犯人である可能性はないでしょう。
【推しの子】どんな話?
『推しの子』は『週刊ヤングジャンプ』で連載されている、原作赤坂アカ先生、作画横槍メンゴ先生による漫画作品です。
赤坂アカ先生はこれまでに、アニメ化、実写映画化もした『かぐや様は告らせたい』という作品を同誌で連載するなど、すでに知名度があったため『推しの子』も連載当初から話題となりました。
『推しの子』は2023年にアニメ化されており、主題歌を務めた『YOASOBI』の楽曲『アイドル』は大ヒットしています。
病院勤務をしていた産婦人科医『ゴロー』には心酔しているアイドルがいた。
アイドルグループ『B小町』の 『アイ』だ。
ある日ゴローの勤める病院にアイが妊娠のため入院してくる。
自身の推しのアイドルの妊娠に動揺、葛藤しながらも出産目前というところまでゴローはアイの出産を医師としてサポートするが、ある男にゴローは殺害されてしまう。
殺害され意識を失ったゴローだったが、再び目を覚ますとゴローはアイの子供、『星野アクア』として生まれ変わり「推しの子」になっていたのだった。
同様にアイの子供として生まれ変わった双子の妹『星野ルビー』と3人で日々を過ごしていたが、今度はアイが殺害されてしまう。
犯人は芸能界でアイにかかわった人間だと推測したアクアは復讐のため芸能界入りを決意する。
この作品は犯人探しをするサスペンス要素だけでなく、芸能界のリアルな内情や複雑な人間関係を描写しているなど、ジャンルを一括りにはできないような作品となっています。
作中、芸能界の誹謗中傷をテーマに描くこともあったため、リアルすぎて賛否が分かれることもありました。
2023年大きく話題となった作品です。
【推しの子】アイを殺害した犯人が真犯人?
アイを殺害した男は真犯人ではありません。
アイを殺害した男については真犯人にそそのかされただけであり、事件後すぐに自殺をしてしまったため物語としてもすでに役目を終えているといえるでしょう。
ゴローを殺害したのもアイを殺害したこの男です。
アイを殺害したのは社長?
アイを殺害したのは社長ではありません。
アイとゴローを殺害した男は『リョースケ』という男でアイの熱狂的なファンでした。
おそらく真犯人に「アイが子供を妊娠した」などの内容を告げられ、殺害をそそのかされたのでしょう。
殺害のためアイに包丁を刺したリョースケでしたが、アイが自身のことを認識しており、ファンとして大切に想われていたことを知ってしまったことから罪悪感のあまり自殺したのだと思われます。
【推しの子】真犯人について考察
結論から申しますと、真犯人として有力なのは原作109話から登場した『カミキヒカル』でしょう。
カミキは『劇団ララライ』に所属中アイと関係を持っていたであろう元役者です。
現在は「神木プロダクション」代表取締役をしています。
役者から代表取締役になるまでの期間、彼の動向が探れていない点も非常に怪しいですよね。
この人物は真犯人としてだけでなく、アクア・ルビーの父親ではないかと読者の間で話題になっています。
その根拠について解説していきます。
真犯人である根拠:サイコパスな性格
その根拠として挙げられるのが、非常に残忍でサイコパスな性格です。
作中カミキは山登りをしていた女優「片寄ゆら」を殺害しています。
その際の表情も普段と何ら変わらず、殺害に対して抵抗がないことがわかるでしょう。
この残忍さがあればアイやゴローの殺害に対しても迷いなく人をけしかけられるはずです。
カミキヒカルがアクアとルビーの父親?
カミキヒカルは原作72話の時点で『帽子と眼鏡の男』という正体不明の人物として登場していたと思われます。
この男はアイの墓前で遭遇したルビーに対し、「君と僕の子」という意味深な発言をしていました。
この発言から2人の父親であることが予想されています。
またカミキが姿を見せた109話ではカミキの容姿についても注目されています。
アクアと酷似した容姿
その容姿がアクアとそっくりであることから、明らかに血の繋がりがあるといえるでしょう。
それだけでなく、原作96話ですれ違った『黒川あかね』がカミキをアクアと見間違っていたことも親子関係を匂わせていたと思います。
瞳に2人と同じように星がある
作中アイやアクア、ルビーには、時折瞳に星を宿す瞬間があります。
この星がカミキヒカルの瞳にもあったことから、彼の遺伝子をアクア・ルビーも引き継いでいるといえるでしょう。
ルビーがアイに似てアイドルの才能があったように、実力派の劇団である『劇団ララライ』元役者のカミキがもっていた役者の才能もアクアが引き継いでいると考えられます。
推しの子の犯人は社長か気になる人がよく思う疑問4選
【推しの子】犯人は社長?すべての元凶や黒幕について考察:まとめ
いかがでしたか?
読者の間で犯人だと噂されていた社長については犯人ではありませんでした。
また真犯人として現在カミキヒカルの名が浮上しているようですね。
今後、アクア・ルビーとの親子関係や事件の真相にも近づいていくと思うので今後とも目が離せません。
また芸能界のリアルな描写や、人間関係のリアルさなど、赤坂アカ先生の作風に惹かれた方は『かぐや様は告らせたい』も読んでみてはいかがでしょうか。
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