カリュブディス 転スラ 強さや原作との違いについて【転生したらスライムだった件】

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引用元:マンガBANG

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カリュブディス 転スラ 強さについて、カリュブディスとは


カリュブディスは、『天空の支配者』と呼ばれる『災厄級(カラミティ)』モンスターです。もともとは、主人公リムルと同じように、ヴェルドラの魔素から生まれたとされます。ただ、知性がなく本能のままに殺戮を繰り返す凶悪さがありました。そのため、カリュブディスの脅威は、大国の総力をもってしてやっと倒せるレベルの『災禍級(ディザスター)』ともされ、出会えば国はまず滅ぶしかないほどでした。
この災禍級、さらに分かりやすく言えば魔王レベルなのです。ただ、カリュブディスにはそのレベルに匹敵するほどの強さはあったとしても、知性がないことで認定はされていないだけです。逃げても無駄な相手といえそうですね。
そしてオーク編が終わり、束の間の安らぎと次なる指標へと進めていこうとするリムルの前に、カリュブディスは突如姿を現すこととなったのです。

カリュブディス 転スラ 強さについて、カリュブディス登場について

カリュブディスは、かつての勇者によって封印されていました。もともと精神体のみの存在のため、復活には『依代』が必要となり、それに選ばれたのはフォビオだったのです。
フォビオには使命がありました。オーク編で強くなったリムルが魔王となり得るか、その調査を魔王の一人カリオンから指示されていたのです。ただ、ちょうど同じ魔王の一人であったミリムが先にリムルの元に来ていて、しかもかなり和んでいる!?秘密裏であったはずの調査は、いつの間にか意味をなさなくなり、姿を現したフォビオはミリムの怒りを受けボコボコにされます。
「偉大なる魔王の一人、カリオンから最も信頼されている」と自負するフォビオのプライドは、ズタズタに引き裂かれ怒りが治らない。そんな時、怪しげな道化師が現れ、フォビオに声をかけたのでした。
「カリュブディスの封印を解き、使役すれば魔王に匹敵するほどの力を得られる。君にはそれが可能だよ」
そして、フォビオは言葉巧みな道化師の話に乗り、カリュブディスの復活の依代となるのでした。

カリュブディス 転スラ 強さについて、カリュブディス消滅


オーク編により、『国』として認められた、リムル率いるテンペストメンバー総員での、初めての戦いかつ初めての国防となりました。メンバーたちは、リムルに自分たちの活躍を見せたいとやる気、いえ殺る気に満ち溢れていました。リムルにおいてもオークキングを取り込んだことで戦力アップしていたことで、手慣らし程度で挑んだのです。
ゲームならば舐めきったプレイ、つまり完全なる舐めプで挑んだカリュブディス戦。まさかの10時間に及んでもまだ勝敗が決まりませんでした。このままでは消耗が激しいリムル側が敗れてしまうかもしれない。そんな時、それまで様子を見ていたミリムが親友リムルとある約束をして、カリュブディスを葬りました。
苦戦の原因、フォビオを傷つけることなく救出することができたリムルは、自身の能力でカリュブディスを取り込み、完全消滅によって幕を閉じます。

カリュブディス 転スラ 強さについて、カリュブディススキル

カリュブディスには、『魔力妨害』『超速再生』『重力操作』の3つのスキルを持っています。魔力妨害は、自身の周りの魔素を乱すことで魔法攻撃を防ぐスキル。それに、超速再生が加わったことで、物理以外はほぼ効果がなく、攻撃を受けてもすぐに再生するため、リムルたちは苦戦を強いられました。フォビオがいなければリムルの能力で『無』に還せるのに。誰もが思ったことでしょう。
そして、重力操作によって魔力妨害のスキルを無効化したことで、カリュブディスは空中を戦場にすることが可能となり、地上戦をメインとするテンペスト勢に苦戦を強いる結果となったのです。

カリュブディス 転スラ 強さについて、原作との違い

カリュブディスはもともと漫画版のオリジナルなモンスターとなっています。そのため、今回は漫画版を原作としてその違いを見ていきましょう!

このモンスターを登場する話を入れたことで、『シズさんの過去』『ミリムとテンペスト勢との交流による、カリュブディス戦での肩入れ度合い』などをより詳しく知ることができました。また、ミリムが気持ちよく寝ていたり、ゴブタがハクロウにボコボコにされていたりと、愉快なテンペストメンバーたちの日常が垣間見れるなどファンサービスも豊富です。

そして、何より漫画版とアニメ版での違いがわかるのが、このカリュブディスの姿。漫画版とは姿がだいぶ異なっているみたいですよ。漫画版ではどちらかといえばサメのような姿に飛び魚の如く大きな羽を持つ魚に近い姿をしていました。しかしながら、アニメ版ではより羽が巨大化していて、まるで戦闘機のような非生物に近い姿をしてます。
知性がない機械のようなイメージがぴったりですが、どちらのカリュブディスがいいのかは好みが分かれるかもしれませんね。

カリュブディス 転スラ 強さについて、まとめ

漫画版との見た目の違いはありますが、原作のようにリムルたちにとってかなりの強敵だったのでは?
オーク編で圧倒的数を相手取り、勝利したためか、どこか自分たちの力に奢りがあったテンペスト勢。彼らに、今の実力やスキルでは敵わない相手がいることを知らしめました
ほかにも、『魔王』ミリムの実力の一部を知ることで、リムルが『魔王』について考える重要な場面だったのかもしれません。
また、知性がなかったせいか、カリュブディスにそれほど感情移入することが難しい反面、フォビオが不憫で仕方が無かった場面ともいえますね。哀れフォビオ。

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