デンジがパワーとお風呂!?【チェンソーマン】原作71話ネタバレ

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デンジがパワーとお風呂!?【チェンソーマン】原作71話ネタバレ

サンタクロースとの戦いを終え、日常に戻ったデンジとアキたちは、パワーの扱い方に困り果てていた。

戦いの代償

パワーは闇の悪魔と戦ったトラウマで、ずっと怖がってしまっています。
寝ているときも叫ぶし、朝起きるなり口の中に何かが入っていると喚き、怖がるあまり、デンジに引っ付いて離れられない様子である。
アキによれば、デビルハンターたちも大変な被害を負ったと言います。
天使の腕は引っつかないし、暴力とサメは死んでしまい、コベニは退職届を出したのでした。

 

マキマとの旅行のお約束

そんな戦いの後でも、マキマは以前、デンジと約束した通り、一緒に旅行に行こうと言ってきます。
大喜びするデンジでしたが、パワーが一人では、いられないことを気にかけます。
そんなデンジに、マキマは公安の施設に預ければいいと提案しました。
それでも結局、デンジは旅行に行かないことを選びました。
何で断ったのか、デンジも分からない様子です。

 

人を知るって何?

 

パワーは、デンジに対して、玄関に闇の悪魔がいないか見てきてほしいと言い、トイレについて来て欲しい、挙げ句の果てに、一緒にお風呂に入って欲しいとまで言ってきます。
あっさり一緒にお風呂に入る二人でしたが、女の子好きのデンジは、何故か裸のパワーを見ても、何も感じないことに気づき、マキマと旅行に行かなかったことを後悔します。

そして、デンジは、寝る間際に、パワーから血を飲んでもいいと言われ、断りながらも飲みます。
デンジは、マキマから以前、相手を知れば知るほど、気持ちよくなると言われたものの、よく知っているパワーのことを知っていても、何も感じないことから、何でも人を知ればいいというわけではないことを、何となく理解します。
サンタクロースの件で、デンジを殺しに来た人たちのことも、相手のことを知っていたら、殺した時に嫌な気持ちになったかも知れないと思うのでした。

デンジがパワーとお風呂!?【チェンソーマン】原作71話 感想

 


デンジが、少しずつ人間の感情を持つようになって来たような気がします。もともと、純粋でいい奴ではあるのですが、育ってきた環境が悪すぎたせいで、まともに、人と交流したことはありませんでした。
ですから、マキマの旅行を断ったり、パワーのことを気にかけたりなど、無い頭で考えて、自分のやることを、セレクトするようになったと思います。デンジの人としての成長が見られたストーリーでしたね!

 

デンジがパワーとお風呂!?【チェンソーマン】原作71話 伏線と考察

これから、デンジが更に、人のことを知り、情を持ってしまったときに、戦いに支障が出ないか、良くも悪くも期待してしまいます。人を殺すことに、躊躇ってしまっていては、悪い悪魔だったとしても、殺すことが出来ないですからね。そんなとき、マキマがどのような言葉をかけるのか、注目です。
また、今回のストーリーでマキマの異常さも目に付きました。情があるようで淡々としている様は、マキマの冷酷さをも表しているでしょう。
今後、マキマの本性が徐々に曝け出されていることにも期待です!

 

前回のネタバレ
クァンシ摘み!?森羅万象とハロウィン【チェンソーマン】原作70話ネタバレ

「日曜は仕事が休みだから、来るなら平日にしてくれ」

前回のラスト、燃えるサンタクロース、死体から血を得るデンジ。

血を得るデンジを眺めながら、怪しげに笑うサンタ。

「私は人形の悪魔と契約している。その人形は世界中にいる。触れて人形にすれば、誰しもがサンタと呼ばれる殺し屋になり、闇の力で進化を続け、何度も貴方を殺しに行くでしょう。」サンタは笑う。

しかし「日曜は仕事が休みだから、来るなら平日にしてくれ」とボヤくデンジ。

常に死が付きまとう生活がくるのだとサンタは言いますが、デンジには想像できません。

「不死身の俺にもわかるように想像させてくれ」とニヤつくデンジ。

その瞬間、背後から不意打ちでクァンシが襲撃!デンジの首を切り付け、頭部が吹っ飛びました。

クァンシ「共闘は終わりだ。」

 

森羅万象と「ハロウィン」

 

コスモは「ハロハロウィイイン!!」と叫びながら、サンタに向かって攻撃!

 

突然、人間の姿に戻るサンタ。そこは、大量の本棚に囲まれた不思議な空間でした。

サンタの前にはコスモ。妖艶に「ハロウィン」とつぶやきます。コスモの精神攻撃のようです。

コスモ「私は宇宙の魔人です。今からあなたは森羅万象を知る。」

サンタは闇の力で全てを知った気でいましたが、コスモにはほんの1ページに過ぎないのだそう・・・全てを理解すると、「ハロウィン」のことしか考えられなくなるのだとか・・・

直後、サンタの脳内に膨大な本の情報が流れ込んできました。

すると、サンタの体が燃えだし、そのまま消滅するまで「ハロウィンハロウィン」とホラーのようにつぶやくのでした。

その奇怪なう様子をただただ見つめるクァンシたち。

 

死体が喋っている

 

そんな中、クァンシの前に現れたのは、岸辺と吉田。

クァンシが応戦しようと剣を構えると、2人はそれぞれ黒い布で自らの目を覆い隠します。

その背後から、マキマが登場。

マキマを見るや、クァンシは両手を上げ、あっさり降参。

クァンシ「私が逃げると思うなら四肢を切れ、だから私の女たちは殺すな。助かるのなら靴でも何でも舐める。」

しかし、マキマは「死体が喋っている」と鋭い目つきで呟き、クァンシとその仲間の頭部が切断され吹っ飛びました。

 

そして、世界中にいた操り人形はサンタの死と共に「ハロウィン」という言葉を連呼しながら、町中に溢れました。

一目隠しをとった吉田は、まだ目隠しを取ろうとしない岸辺に、「とらないんですか?」と伺う。

岸辺は「なにも見たくない」と呟くのでした・・・

 

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週刊少年ジャンプ【チェンソーマン】 作品概要

2018年12月(2019年1号)より、「週刊少年ジャンプ」にて毎週連載されており、単行本は2020年5月現在6巻まで刊行されています。TwitterやAmazonのレビューなどでも、「面白い」「完成度が高い」「構成が巧い」など、ポジティブな声が非常に多いです。現代の日本を舞台としており、公安の「デビルハンター」たちが自らも「悪魔」と契約しながら、「悪魔」たちを対峙していくという、ダークヒーロアクションストーリーです。

週刊少年ジャンプ【チェンソーマン】 作者について

 


作者は、「藤本タツキ」さんです。「恋は盲目」で、2013年11月期「クラウン新人漫画大賞」で佳作を受賞し、2014年に「ジャンプSQ.19」にて読切が掲載されました。その後、「ファイアパンチ」を「少年ジャンプ+」に持ち込み、2016年に連載レビューを果たしました。藤本先生にとって、「チェンソーマン」は、連載2作品目になります。

 

 

週刊少年ジャンプ【チェンソーマン】主人公 「デンジ」


主人公は「デンジ」です。父親の借金のせいで極貧生活を余儀なくされていましたが、ひょんなことから、公安所属のデビルハンターになりました。16歳(自称)で、身だしなみは汚いし、喋り方も子供っぽく、常識人とは随分とかけ離れています。極貧生活の影響か、幸せを感じる基準が随分と低く、口に入るものは何でも食べます。ストーリーの中では、何故か、デンジが契約した「チェンソーの悪魔」が狙われており、何かと危険に晒されてしまいます。1人で行動することが少なく、他のデビルハンターに面倒を見てもらいながら生活をしています。

 

週刊少年ジャンプ【チェンソーマン】主要キャラクター「マキマ」


デンジに続いて欠かせないキャラなのが、「マキマ」という公安のデビルハンターです。彼女は、「公安対魔特異課」という部署に所属しており、地位はかなり上のようです。デンジを公安のデビルハンターに引き入れた張本人であり、デンジの憧れの存在でもあります。容姿は美しく、綺麗な女性なのですが、その本性はミステリアスで、契約している悪魔の詳細も不明なのです。その能力は異常なほど強く、銃撃されても死ななかったりと、かなり人間離れしています。デンジにとっては頑張る動力でもあり、マキマ自身もデンジに、やたらと執着しているのですが、その本当の目的は不明です。

 

週刊少年ジャンプ【チェンソーマン】見所①「デンジの非常識さの裏に持ち合わせている純粋な思考」

 

デンジは、幼い頃からまともな生活をしていなかったせいか、言葉遣いも身だしなみも、生活レベルも幼稚園児並みです。しかし、食べ物に苦労してきたせいか、ちょっとした食べ物にも幸せを感じたりと、幸せを感じる基準がかなり低過ぎて、時たま、ピュアなキャラクターにも見えてしまいます。作品全体がグロテスクではあるのですが、ふっと和やかなひとときは、デンジのピュアすぎる心が作り出してくれているのだと思います。デンジの不思議と嫌いになれない、愛くるしい性格を見ていると、ついつい、応援したくなってしまいます。

週刊少年ジャンプ【チェンソーマン】見所②「マキマのミステリアス的な存在」


マキマは、美人だしクールだし、完璧すぎる女性なのですが、その本性がミステリアス過ぎなのです。そんなマキマの存在が、この「チェンソーマン」のストーリに深みをもたらしていると思います。彼女は優しさも持ち合わせているので、仲間の死に感情を見せる一面もあるのですが、悪い悪魔たちには容赦がなく、若い美女の悪魔にも剣を振りかざします。マキマ自身が契約している悪魔は、全く分からないのですが、異常に強い悪魔と契約しているであろうことは明確です。マキマの思惑が、このストーリーの重要なキーになっていると思います。

週刊少年ジャンプ【チェンソーマン】見所③「デビルハンターたちが個性すぎる」

 


出てくるデビルハンターたちの趣味嗜好が独特過ぎて、新しいキャラクターが出てくる度に、個性的な面白さを期待してしまうほどです。代表的なキャラクターとして、「パワー」があげられます。彼女は、女性の公安デビルハンターなのですが、一人称が「ワシ」で、老人のような話し方をします。デンジよりも常識がないので、デンジと一緒に登場してくると、話がおかしいほどに荒れます。他にも、「アキ」という公安デビルハンターは、見た目も性格もクールなのですが、マキマに好意を持っていたり、悪魔相手に熱くなったりと不意に気性が激しくなる時があります。そんなおかしなキャラクターたちが、この作品の面白さを倍増にしてくれます。

 

 

 

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