「7seeds(セブンシーズ)」は、田村由美先生による漫画です。
2011年から「別冊少女コミック」にて連載が始まりました。
2019年にアニメ化されweb配信が開始され、多くの原作ファンが喜んだと思います。
しかし、アニメがスタートされるとSNS上で「ひどい!!」という声が多く上がりました。
なぜひどいと言われてしまったのでしょうか?
その理由を読者として解説していきます。
7seedsのアニメがひどい!ファンから見た声
ひどいと言われている理由は
- 大幅に端折りすぎたストーリー
- キャラクターの心理描写が薄っぺら
- 作画が崩壊している
- キャラクターと声優さんのイメージ不一致
以上の4点があげられます。
詳しく説明していきます。
原作に対して大幅にカットした端折りすぎのストーリー
7seedsアニメの端折り方が酷くて見てて悲しくなる…
— 空-糸 (@karaito) June 23, 2020
あの嘆きをアニメにするの難しいのかなー
「7seeds(セブンシーズ)」は漫画が35巻まででています。
なので、アニメ化するとなるとどうしてもストーリーを端折らなくてはなりません。
アニメを見た原作のファンからは
「話を詰め込みすぎている・・・これじゃ原作ダイジェストだよ」
アニメからみた方は
「突然場面が変わって、支離滅裂でストーリーがついていけない」
と言われてしまっています。
「7seeds(セブンシーズ)」は1クールが15巻分とぎゅうぎゅうに詰め込んだ作品になっているので、原作ファンは余裕をもってアニメ化してほしかったと思うのも無理はないですよね。
ストーリーの展開も激しく、正直端折れる部分なんて無いんです!!
とても人気で壮大なテーマ、かつ考えさせられる面白い作品なだけにもったいないですよね><
キャラクターの心理描写が薄っぺら
7SEEDS、せっかくアニメ化するんだから全巻映像化よりも原作の良さのひとつである心理描写とか余韻とかを優先して丁寧に作ってほしかったな…
— 鳩麦 (@hato_mugin) January 25, 2020
「7seeds(セブンシーズ)」の魅力の一つとしてあるのが、登場人物の心理描写ですよね。
多くのファンはこの心理描写があるからこそ、感情移入がしやすくとても面白く感じたのではないでしょうか?
キャラクターの苦悩や心情があるからこそ、言葉も活きて重みも増すというものですよね。
たとえば一人のキャラが「悪いことをした」。
それだけでは、キャラクターはただの「悪人」にしか映らない。
そのキャラクターの過去や育ち、背景や心情を理解して、初めてなぜそのキャラクターが「悪いことをした」のか、その置かれた立場や真理にたどり着け、様々な感情を読者に与えられるのではないでしょうか。
しかし、その心理描写がアニメでかなりはスッキリ割愛されてしまっています。
あまりにも割愛されすぎていて、原作のファンはショックを受ける方が多いです。
作画崩壊してキャラクターの魅了半減
7SEEDSのアニメ12話まで見たどー( ^ω^ )
— スターバックスうどん (@starbacks_udon) July 20, 2019
作画崩壊感はやっぱりぬぐえないけど
動く姿が見れてよかったかな!
ほんともっと丁寧にストーリー進めて欲しかったところはある…
アニメから入った人全員原作みてほしい
この「7seeds(セブンシーズ)」は、少女漫画なだけに作画がとてもキレイで女性からも人気の高い漫画となっています。
なので、アニメ化が決定したときには「原作のあのマンガのキレイな絵がアニメになるとどう表現されるのか」とても期待をしている方が多くいました。
しかしアニメが始まると
「登場人物の美しさが表現できていない」
「ほぼ静止画で口しか動いていない」
「原作の作画が抽象的なのでアニメでは不向きだとおもうが、これはひどすぎる!」
という声がおおく上がりました。
予想以上に、マンガとアニメが違いすぎて落胆してしまう方が多かったです。
現在の技術であれば、作画ももっと美しく感情の込められた表情もできたはず・・・
原作キャラクターと声優さんとのイメージの不一致
7SEEDSの原作はとっても良いのにアニメがいろんな意味で「ないわ〜」過ぎる。声優とキャラが合ってないし、原作と絵も違いすぎて花のイメージなんて程遠い。
— 美鶴♪ (@gentleeyes09) July 19, 2019
残念過ぎる。
「7seeds(セブンシーズ)」の声優は、東山奈央さん・福山潤さん・阿澄佳奈さん・悠木碧さん他、豪華な顔ぶれとなっています。
しかし、声優さんとキャラクターのイメージがあっていないという声もありました。
声優さんは素晴らしいのに、原作のキャラクターの持ち味が違うんですよね・・・
7seedsのアニメと原作との違い
オリジナルエピソードはないが端折りすぎて辻褄合わず改変はあり
基本的には、アニメにオリジナルストーリーや大幅な話の変更というのはありませんが、上記でも紹介した通りストーリーを端折りすぎているので大幅に省略されています。
その為、省略しすぎたために辻褄を合わすため改変はあります。
1話目・・・ナツがこの世界にきて最初に「おおい、水がありました!」と叫ぶシーンがありますが、嵐が言っています。
あと、十六夜さんが嵐たちにくれるミルクを出してくれる動物「カール」の存在もカットされています。
また、春のチームののび太の呼び方が「もも太・桃太郎」になっていますよね。
激しく省略されたシーン
そして、省略されたシーンも沢山ありあす。
特に激しく省略されたシーンを紹介します。
それは竜宮シェルター編です・・・まさしくダイジェスト版という感じです。
現在のコロナの影響にも近いような、非常に考えさせてくれ、また人情と感動と命と向き合うシーンである、あの竜宮シェルター編。
まったくと言っていいほど何も伝わらなくて、物語の進行のためにとりあえず説明したような感じになってしまっています。
これは原作ファンから見るとだいぶ残念ですよね。
夏のAチームの過去編も省略
夏のAチームの施設の話は、原作マンガでは7~9巻と3巻にわたり夏のAチームの過去が丁寧に書かれています。
これが読者の心を惹きつけるからこそ、後半ですごく感動しますよね。
それが、アニメでは9話の途中から10話にかけて約1.5話にまとめられてしまっています。
1.5話にまとめられてしまうとだいぶ内容がかわってしまい、夏のAチームが薄く浅い><
彼らの置かれた立場や絆、心情が理解できてこその、7seedsともいえる作品ではないでしょうか・・・
それが少ないと、ほんとに彼らはただの嫌なやつになってしまうんですよ・・・・!!
冬Aチームもカット
冬のチームは、新巻・美鶴・吹雪以外のみんなが亡くなってしまった状態からのスタートです。
こちらも色々とカットされてしまっています。
特に気になる部分は、美鶴の最期です。
こちらがカットされていたら、なにがあったの!?とみている方はわからないですよね。
美鶴の最期があるからこそ、新巻という人間性がより深く理解できると思うのですが・・・
7seedsのアニメは原作の何巻まで?
「7seeds(セブンシーズ)」のアニメは大体原作マンガの15巻くらいまでになっています。
夏Aチームと春・冬・秋チームが暮らし始めて、花が地下で流されていくところまでになっています。
ぜひ、気になる方は原作マンガも読んでみてください。
7seedsはぜひ原作漫画を読んでほしい!
まだ、アニメしか見たことない方は原作マンガをよんで省略されている部分などをしっかりと読みたいですよね!
「7seeds(セブンシーズ)」の原作マンガが見れるサイトはコチラ☟
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気になる方は是非チェックしてくださいね^^
まとめ
アニメ「7seeds(セブンシーズ)」はひどい?について調べてきました。
原作マンガがとても良かっただけにアニメ化にとても期待してしまい残念に思ってしまった方が多いようですね。
しかし、SNSをみていくと最初はひどい!と思ったけど見ていくと楽しめたという方も多くいました。
マンガはマンガ、アニメはアニメと割り切ってみたほうが良いかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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