原作漫画、アニメ、映画など多岐ジャンルで人気を博している『僕のヒーローアカデミア』。
この作品は現在『週刊少年ジャンプ』にて看板作品のひとつであり、最終章に突入しています。
この作品で作中、主人公緑谷出久(デク)が闇堕ちした姿が「黒デク」と呼ばれているようです。
デクはなぜ黒デク化したのでしょうか?
また、黒デク化を克服したきっかけは何だったのかについて考察していきます。
黒デク化はなぜ?闇落ちした原因は?
黒デク化の原因についていくつかの理由が挙げられます。
デクが闇堕ちし黒デク化していた時は心身ともに限界を迎えており、恩師オールマイトの気遣いを突っぱねるほどでした。
以下の要因がきっかけで心身ともに限界を迎えてしまったのでしょう。
- 個性『危機感知』による負荷
- 一向に止まないヴィラン襲撃のアラート
- 度重なる戦闘による疲労
- AFO(オールフォーワン)による警告と責任感によるプレッシャー
闇堕ちしてからのデクはボロボロの姿でいるなど、周りを寄せ付けない雰囲気で孤独にヒーロー活動を続けていました。
市民からヒーローなのかヴィランなのかわからない存在とまで噂され、恐れられていたことが描かれています。
黒デクの理由①個性『危機感知』による負荷
デクは個性『OFA(ワンフォーオール)』のひとつである『危機感知』を習得したばかりで扱いが不安定でした。
脳内で危険を察知することで負荷がかかり、激しい頭痛で意識も飛びそうになるほどの負担があったのでしょう。
扱えるようになるまで負荷がかかってしまうというのはこれまでの『超パワー』や『黒鞭』の時もそうでした。
必要としていないときにまで発動してしまう危機感知によって相当の負荷がかかっていたことがわかります。
黒デクの理由②一向に止まないヴィラン襲撃のアラート
個性『危機感知』は危険が及ぶ前に頭の中で知らせてくれる役割があります。
そのためヴィランが立て続けに現れれば休む間もなくアラートが脳内に鳴ってしまうのでしょう。
実際に作中でもヴィランとの戦闘を終えてすぐに次のヴィランのもとへ向かうシーンがあります。
当時のデクの頭の中では次から次へと危険を知らされ、その都度現場に向かっていたことがわかります。
黒デクの理由③度重なる戦闘による疲労
休みなく戦闘を行えば当然肉体にダメージも疲労も溜まります。
常に頭を働かせ繰り返し戦闘を行っていたデクには余裕もなかったでしょう。
ボロボロの姿でふらふらになりながら行動する姿でいたことも闇堕ちした要因だと感じます。
黒デクの理由④AFO(オールフォーワン)による警告と責任感によるプレッシャー
AFO(オールフォーワン)を追っていたデクですが「次は君だ!!」というAFOのセリフによって闇堕ち化が加速したのでしょう。
このセリフを聞いてからは、明確に自分を狙ってきていると感じ周りを寄せ付けないようになります。
自分のそばにいる人には危険が及んでしまうと考えた結果のことだったのでしょう。
個性『OFA(ワンフォーオール)』を受け継いだ責任、自分がAFO、死柄木弔に勝たなくてはならないという責任感、プレッシャーからさらに闇堕ちしていきます。
市民に「とてもヒーローには見えない」と言われていました。
黒デクをなぜ克服できた?
黒デク化したデクを救ったのはA組のみんなでした!
闇堕ちして恩師オールマイトの言葉すら耳に入ってこなくなっていたデクも、A組のみんなによって自分を取り戻すことができたようです。
デクは初めから孤独を求めていたのではなく、危険から遠ざけていただけなので本当は仲間がそばにいる必要があったのでしょう。
彼らひとりひとりの言葉と、身を挺してデクを救うA組の姿に感動するシーンでした。
黒デク化を克服し、デクは雄英に戻れた?
黒デク化の際に雄英高校から離れたデクですが、A組みんなの力で正気を取り戻し、雄英高校に戻ることを決意しました。
しかし雄英高校に避難していた市民には簡単には受けいられず、再びひとりになろうとします。
そこで『麗お茶子』が市民に向け説得を試みました。
その言葉によって市民の説得に成功し無事雄英高校に戻ることができ、再びみんなとともに戦うことを選びます。
黒デクがなぜなのか気になる人がよく思う疑問
黒デク化はなぜ?デクが黒デクを克服した理由:まとめ
多くのプレッシャーや苦しみと孤独に戦い闇堕ちしてしまったデクですが、共に過ごしてきたA組の仲間によって再びみんなと手を取れるようになりました。
デクはひとりで戦うのではなく、共に戦う仲間が必要だとわかりましたね。
黒デク化すると個性の制御も利かなくなってしまい、暴走してしまう描写も見られているので今後も場合によっては黒デク化することもあるかもしれません。
ですがその時には再び仲間がフォローしてくれるでしょう。
最終章にも突入し完結も近い本作ですが、最後まで目が離せませんね!
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