ギネヴィア【Fate/Zero】とアーサー王との関係
アーサー王の王妃であり、国が滅ぶきっかけを作った悲劇の女性、それがギネヴィアです。
ただ作中ではギネヴィアという名前だけしか登場せず、他の『Fateシリーズ』でも容姿すら描写もない謎多き女性でした。
それでは、彼女がどんなキャラクターだったのか、どのようにしてアーサー王および国を滅ぼすほどのことをしたのか、その謎に迫っていきましょう!
アーサー王はアルトリア
この自粛期間を機に皆さんに騎士王(アーサー王)セイバーを知ってもらいたいためFateを見るのおすすめします!!
まずはFate zeroから見るのをお勧めします!!
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『Fate/Zero』の主人公アーサー王。
名前を騎士王『アルトリア・ペンドラゴン』と言い、ブリテン国のレオデクランス王の娘として生を受けました。
ここで「ん?」と思った方は、流石です!
この事実、何か匂いますね・・・。
そう、彼女は女性でありながら民に望まれ、国王として君臨したのでした。
その際に王妃としてギネヴィアはアーサー王と結婚したのです。
ギネヴィアは、アーサー王が女性だということを承知していました。
ただ、作中ではなぜ女性同士で結婚することに至ったまでは描かれていません。
そのため憶測となりますが、この結婚は『恋』という曖昧な感情によって行われたものではなく、ギネヴィアがアーサーに対する尊敬と敬愛を持っていれば、結婚も可能という信念に基づいて行われたのではないか、というところです。
それでもその信念を貫くには、彼女があまりにも『普通の女性』過ぎたのでした。
ギネヴィア【Fate/Zero】とランスロットの関係
https://twitter.com/Golyat1205/status/732186331325988864ギネヴィアは献身的にアーサー王を支えますが、そこにアーサー王を守るために集いし『円卓の騎士』が現れます。
そしてギネヴィアは、その円卓の騎士の一人、『湖の騎士』である『ランスロット』と出会い一目で恋に落ちてしまうのでした。
それまで男と女ではなく、「共に抱く信念ほど人を結びつけ合うものはない」と考えていたギネヴィア。
そんな彼女にとってランスロットとの出会いは、自身の心に説明できないほどの感情を思い起こさせるものでした。
ギネヴィア【Fate/Zero】その後どうなったの?
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9月27日より、宜しくお願い致します。#fatezero pic.twitter.com/cDjQM0hKz6— ufotable (@ufotable) September 14, 2014
しかしながら、二人の恋は長くは続きませんでした。
他の円卓の騎士や民に関係が明るみに出たことで、彼らの怒りを買うことになったのです。
そのためアーサー王はランスロットを殺さなくてはならなくなり、円卓の騎士同士の戦いへと話は進みます。
そしてランスロットは、円卓の騎士を次々に倒し逃亡します。
そしてアーサー王も、ギネヴィアとランスロットとの恋を公にした自身の不義の子に討たれ、亡くなるのでした。
そうして国は、滅びの道へと進んだのです。
ギネヴィアは、ランスロットとの関係が明るみになった後、修道院へと送られます。
そして、自分自身の行いが敬愛していたアーサー王を殺し、国までも滅ぼすことになったことを悔いながら日々を生きることとなりました。
彼女は息を引き取る最後の瞬間まで後悔し続けます。
ギネヴィア【Fate/Zero】って?まとめ
ギネヴィア自身の具体的な描写がなくても、彼女がもたらした事の大きさを知ることで、彼女とはどんな人物なのかが想像できそうですね。ただ、知れば知るほど涙腺が崩壊しそうです。
この話を読んで皆さんはギネヴィアをどのような女性と思いましたか?
愛に生きたのか、誓い合った王との信念を裏切った悪女なのか。
人によって見方が異なるかもしれません。
ただ、この作品のファンからは彼女に対しての同情がかなり強いのもまた事実。
それは、このお話が、一人の女性の様々な『愛』に放浪される姿をみていたからかもしれないですね。
彼女がもしアーサー王と結婚せずにいたら、もしランスロットに惚れなかったら、そしてもし彼女自身が二人と出会う前に『愛』を知っていたら・・・何かが変わっていたかもしれないと思うと、この作品は胸が締め付けられるお話となりますね。
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