2017年~2022年に週刊少年マガジン(講談社)で連載されていた和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』。
全31巻ある単行本の累計発行部数は2023年1月には7000万部を超える大ヒット。
アニメ、実写映画、舞台、ミュージカルなどのあらゆるメディア化がされており、「このタイトルを知らない人はいない!」と言えるくらいの大人気作品ですよね。
ただ、この作品の「年齢設定おかしくない?」という感想を持つ方が多くいるんです。
どうして、そんな風に感じるのでしょうか。
今回はこの疑問について解説していきたいと思います!
電子書籍サイトの最新お得情報
累計DL3,000万を突破!
マンガアプリ『マンガBANG』WEB版
\ 期間限定!全作品、何冊でも50%還元!/
東京リベンジャーズの年齢設定がおかしい?
この作品のストーリーをとっても簡単に説明すると
中学時代にタイムリープした主人公が仲間たちと不良集団を作り天下を取っていく話
なんですが、この「中学生」という設定がおかしくないか?と言われているんです。
東京リベンジャーズの年齢順一覧
この作品の登場人物は主に中学2年生と3年生。
主な登場人物を簡単に表にまとめてみました。
学年 | 名前 | 通称 / その他 |
---|---|---|
中学1年生 | 橘直人(たちばななおと) | ナオト / ヒロイン・ヒナの弟 |
中学2年生 | 花垣武道(はながきたけみち) | タケミチ・タケミっち / 主人公 |
橘日向(たちばなひなた) | ヒナ / ヒロイン | |
山岸一司(やまぎしかずし) | 溝中五人衆。 | |
千堂敦(せんどうあつし) | アッくん / 溝中五人衆リーダー的存在。 | |
山本タクヤ(やまもとたくや) | 溝中五人衆。 | |
鈴木マコト(すずきまこと) | 溝中五人衆。 | |
稀咲鉄太(きさきてった) | ||
柴八戒(しばはっかい) | 東京卍會弐番隊副隊長。 | |
松野千冬(まつのちふゆ) | 東京卍會壱番隊副隊長。 | |
中学3年生 | 佐野万次郎(さのまんじろう) | マイキー / 東京卍會総長。「無敵のマイキー」 |
龍宮寺賢(りゅうぐうじけん) | ドラケン / 東京卍會副総長。 | |
場地圭介(ばじけいすけ) | 東京卍會壱番隊隊長。 | |
三ツ谷隆(みつやたかし) | 東京卍會弐番隊隊長。 | |
林田春樹(はやしだはるき) | パーちん / 東京卍會参番隊隊長。 | |
河田ナホヤ(かわたなほや) | スマイリー / 東京卍會肆番隊隊長。 | |
河田ソウヤ(かわたそうや) | アングリー / 東京卍會肆番隊副隊長。 | |
林田良平(はやしりょうへい) | ぺーやん / 東京卍會参番隊副隊長。 | |
羽宮一虎(はみやかずとら) | 芭流覇羅No.3。 | |
高校2年生 | 柴大寿(しばたいじゅ) | 黒龍十代目総長。 |
乾青宗(いぬいせいしゅう) | イヌピー / 十代目黒龍特攻隊長。 | |
九井一(ここのいはじめ) | ココ / 十代目黒龍親衛隊長。 | |
高校3年生 | 黒川イザナ(くろかわいざな) | 天竺総長。 |
望月莞爾(もちづきかんじ) | モッチー / 天竺の四天王のひとり。 | |
斑目獅音(まだらめしおん) | 天竺の四天王のひとり。 |
こうやってまとめてみると、ほとんどが中学生ばかりですよね!
東京リベンジャーズ中学生は無理がある?
上に紹介したように、ほとんどの登場人物が中学生なこの作品。
どうして「中学生には無理なんじゃないか」と言われるのかというと下の2つが主に上げられます。
中学生がバイクに乗るのは無理がある?
日常で中学生がバイクに乗っているのを見たこと…ないですよね?
もし、乗っていると聞いてもかなり驚くと思います。
というのも、そもそも中学生はバイクに乗って運転してはいけないんです。
日本の法律的に、バイクの免許を取得できるのは16歳からと決まっています。
16歳といえば、基本的には高校1年生の年齢ですよね。
(ちなみに大型バイクですと18歳から取得可能となっています。)
つまり、中学生でバイクを乗り回しているということは、無免許であるということ。
まぁ、そこも踏まえての不良なんでしょうけども、設定的に「ありえない」と思えてしまうのもしょうがないですよね。
中学生が渋谷や新宿を支配するのは無理がある?
渋谷、新宿といえば、かなりの繁華街。
中学生だけではなく、いろんな世代の人々が行き交う場所ですよね。
そんなところを中学生が牛耳るなんて、出来ると思いますか?
中学生が出しゃばったら、その上の高校生やら大学生やら、なんならもっと大人のイカツイ方たちに成敗されてしまいそうなのは、私だけでしょうか…。
東京リベンジャーズのキャラを中学生にしたのはなぜ?
上にあげたように、中学生では無理でしょ!といった内容なのですが、作者さんはどうして中学生の設定にされたのでしょうか。
これについてはコメントされてはいないので憶測でしかないですが、このようなヤンキーと言われるような不良少年の題材の漫画ってやっぱり高校生が多いですよね。
体格的にも現実的にも、「高校生ならありえるかも…」と言えます。
ただ、これが中学生となると、違和感ももちろんありますが、このギャップに「夢があるなぁ…」と思いませんか?
現実的には無理があるけど、まだまだ成長中で未熟なはずの中学生が大人顔負けの活躍(なんなら言動もかなり大人)をしているというギャップが読者にとって魅力的に見えるのではないでしょうか。
そんなありそうでありえないようなギャップのある「非日常」を描きたかったのかな…とそんな風に思います。
東京リベンジャーズの映画での年齢設定は?
上に紹介してきたように、原作の漫画での登場人物たちの年齢は中学生なのですが、実は、実写映画では物語の設定が変わっているんです。
原作:2017年7月4日から、12年前の2005年にタイムリープ
映画:2020年7月1日から、10年前の2010年にタイムリープ
というふうに、現代の年代も違うし、タイプリープした年数も映画では2年分の差があるんです。
なので、映画の設定では主人公たちの年齢は高校生に。
いろいろなところで高校生の方が違和感なく見れますよね。
しかも、キャストの方々は現代もタイムリープ後も同じ方が担当されるので、どうしても中学生だと無理があったことも原因でしょう。
ナオト役の杉野遥亮さんは映画公開時で26歳だったので、中学1年生の役はかなり無理がありますよね…。
まとめ
今回は、『東京卍リベンジャーズ』の年齢設定について解説しました!
読めば読むほど、「中学生じゃ無理だろ!」とも感じますが、そんな彼らの活躍や成長が魅力的な作品です。
実写映画のキャスティングはタケミチ役の北村匠海さんや、マイキー役の吉沢亮さんなどピッタリの配役でかなり見ごたえのある作品となっていますよ!
上にも紹介したように、映画では設定が原作やアニメとは違う部分が年齢以外にもいくつかあるので、その違いを探してみるのも楽しいかもしれません。
アニメも2023年10月から3期がスタートしているので、この機会にまだご覧になったことのない方はぜひ見てみてくださいね。
魅力的なキャラクターもたくさん登場しますので、推しが見つかるかも…?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント