『僕のヒーローアカデミア』(ヒロアカ)は、個性的なキャラクターと迫力のあるバトルシーンで多くのファンを魅了している作品です。
その中でも、特に注目されているのが「ワン・フォー・オール」と「オール・フォー・ワン」という、対極的な意味と能力を持つ二つの個性。
この二つの力が物語の軸となり、ヒーローとヴィランの激しい戦いを繰り広げています。
本記事では、それぞれの個性がどのような能力を持ち、どのように異なるのか、そして彼らの関係性について詳しく解説していきます。
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ワンフォーオールとオールフォーワンの違いや関係とは?
ここまで見てみると、ワンフォーオールとオールフォーワンはとても近しい関係でありつつも、使い方の方向性が全くの正反対ということが分かりますね。
『すべてのものは自分のもの』
まさしく『悪役』らしい発想を抱いてしまう『個性』となりますね。また、『継承者』に関しても、ワンフォーオールとオールフォーワンでは、必要とするところは同じでもその意図が全く異なりますね。
『お前(死柄木弔)は(次の)俺のもの』
気持ちの良いくらいの巨悪さです。
今後の展開で、ワンフォーオールを持つ者と、オールフォーワンとの戦いがどのように展開されていくのかが、とても楽しみになりますね。
ワンフォーオールの意味とは?
英語で『One for All(ワンフォーオール)』、『一つはみんなのために』という意味の『個性』となります。
この『個性』、無個性だった主人公緑谷出久(みどりやいずく)が、最強ヒーローであるオールマイトより継承したものだったらしいですよ。
他の『個性』は分かりやすいくらいに『爆破』とか『氷』とか、物質や現象を端的に表していますが、『ワンフォーオール』については、とても曖昧な『個性』ですよね・・・。
今回はこの『ワンフォーオール』という『個性』に関して見ていきましょう!
ワンフォーオールの起源とは?
実はこの『ワンフォーオール』、『All for One(オールフォーワン)』というもともと有った『個性』が派生してできたものだそうです。これに関してオールマイトが主人公に語っています。
“個性が発現して、社会が混沌とした超常黎明期(ちょうじょうれいめいき)に、一人のとある『個性』を持つものが、その個性を使って人々をまとめ上げていた。その人物は、人々の『個性』を奪うだけでなく、無理やり『与える』こともできたそう。そうして個性を奪い与えることで、人々を屈服させていき、『悪の支配者』となった人物。その人物を『無個性』だった弟が止めようとするも、力及ばず。その人物は、弟にも『個性』を与えました。しかし、無個性とされていた弟には、実はとある『個性』を持っていたのです。兄からもらった『個性』と、もともと備わっていた弟自身の持つ『個性』。それが弟の中で融合して一つの『個性(ワンフォーオール)』が誕生した。“
ということですが、『個性』のオンパレードなので、よく分かりませんね(笑)それでは次からより詳しく解説していきましょう。
ワンフォーオール、その能力とリスク
『ワンフォーオール』の能力は、『力を蓄積(ストック)し、別の人間に与える』というものです。この『与える』に関しては、『譲渡する』というイメージが強いですね。
なお、この『ワンフォーオール』ですが、譲ると言っても『継承者に対して』という付属語がついてきます。つまり次世代になればなるほど、この『ワンフォーオール』のもたらす力は強くなっていくのです。なお、主人公は9代目の継承者となります。
ただ、単に継承と言っても簡単に行えるものではありません。『個性』というから、その力は一人一人が持つべきものであるので、身体が合わなければただの負荷的要素となるだけです。
そのため『ワンフォーオール』の力が次世代へとパワーアップしていくにつれ、それを新たに引き継ぐ継承者側にもリスクが存在していました。
2. 使いこなせないと、その個性の力で身体の内側からダメージを受ける。
2はともかく、1は怖すぎですよね・・・・爆散って・・・怖すぎます。
主人公も、この引き継いだ『ワンフォーオール』を使いこなせずにいますが、徐々に力の制限が自分でできるようになってきているようです。安心です。
ワンフォーオールの宿敵、オールフォーワンの能力
ここで言う『オールフォーワン』と言うのは、人物について指しています。
と言ってもこの人物、超常黎明期から生きていて、性別が男性以外謎に包まれているのですよ。ただ、この人物の持つ『個性』というのが、『オールフォーワン』であるため、この人物の名前に用いられたとか?
ん?
『オールフォーワン』を持つ人物に、超常黎明期・・・なんでそんな長い時間を生きて入れるの?と気になるところですね。これについてはオールマイトが『成長を止める個性』となるものを、この人物が持っているためと語っています。
オールマイトさんなんでも知っていますね。
そのため、悪の支配者であり続けたオールフォーワンは、主人公の時代においても最強最悪の敵として存在していたのです。
■死柄木弔との関係
死柄木弔(しがらきとむら)にとって、オールフォーワンは「先生」です。師弟関係がある二人。
『ワンフォーオール』を持つオールマイトが、次の継承者を探して主人公と出会ったことと同じように、『オールフォーワン』を持つオールフォーワンにも『次なる後継者』が必要でした。
そこで目をつけたのがこの死柄木弔でした。ちなみに本名は、志村転弧(しむらてんこ)と言い、ワンフォーオール7代目の志村菜奈(しむらなな)のお孫さんに当たります。なお、狙って師弟したのかは不明です。この事実は物知りなオールマイトも知らなかった事実でした。また知識が増えたようですね♪
オールフォーワンは死柄木を『次の“僕“』として成長させるため、数々の事件を起こさせ経験を積ませます。ここでもその真意は不明なので、気になるところですね。
ワンフォーオールの宿敵オールフォーワンの能力は??
英語で『All for One(オールフォーワン)』、『みんなは一人のもの』を意味する『個性』となります。
悪の支配者にもともと備わっている『個性』で、この能力は他者の『個性』を『奪う』上に、他者に『与える』というもの。ここには『無理やり』という付属語がついてきます。これだけで悪役っぽくなりましたね・・・。
人々から無理やり奪った個性を、さらに無理やり与えていく中で、適応する人は彼に従いました。もちろん、彼らの中には与えられた個性の持つ負荷に耐えられずにいる者もいました。
まとめ
「ワン・フォー・オール」と「オール・フォー・ワン」は、『僕のヒーローアカデミア』における二大重要な個性であり、対極的な能力と信念を象徴しています。
「ワン・フォー・オール」は、力を蓄積して次世代に継承するヒーロー側の個性で、一人が皆のために戦うことを体現します。
一方、「オール・フォー・ワン」は、他者の個性を奪い支配するヴィラン側の力で、自己中心的な悪の象徴です。
この二つの力の対立が、物語の核となり、ヒーローとヴィランの運命的な戦いを描いています。
それぞれの能力の本質とリスク、そして継承者の関係性が物語の中でどのように展開していくかは、今後の重要な見どころです。
ワンフォーオールとオールフォーワンの意味と能力を調べる人によくある質問
ワンフォーオールとオールフォーワンの意味は?
意味は「1人はみんなのために、みんなは1人のために」という意味です。語源はフランスの小説「三銃士」から、主人公ダルタニヤンと三銃士との誓いの言葉です。
ヒーローアカデミアのオールフォーワンとは?
『ワン・フォー・オール』の初代使い手の兄であり、ヴィラン連合のブレーンであり、支援者であり、実質的な支配者です。個性の能力は、他者の”個性”を奪い自身の”個性”にします。
ヒロアカのオールフォーワンの略称は?
略称は”AFO”です。ALL FOR ONEからきています。
ワンフォーオールオールフォーワンと言った人は誰ですか?
フランスの小説「三銃士」ダルタニャンたちが叫ぶ言葉です。
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