環蓮(たまき れん)がたんぽぽさん?!夜凪景に接触【アクタージュ(act-age)】116話 ネタバレ

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環蓮がたんぽぽさん?!夜凪景に接触【アクタージュ】scene 116話 ネタバレ

オーディションを受ける前の準備

なんとしても大河のオーディションに合格したいために、阿良也に「役のバラエティを増やしたい」と相談し「じゃあテキトーに人の物真似しまくればいいよ。 仕草 目視 話し方 笑い方 歩き方 すべて心の現れだ」と伝え、さらに「生まれた時、住んでいる家、つるんでる友達、その中で生きていればいずれ自分の中にあるはずのない役の記憶がみえてくる。

まぁ、その程度で掴み切れる程浅くないんだけどね人間って・どいつもこいつも皆役者だから」と阿良也からアドバイスを受ける。

 

そこで景は、学校で隣の席になった「今井さん」の真似をする。学校での「今井さん」は眼鏡をかけて真面目な雰囲気だが、学校以外での「今井さん」は眼鏡をはずし、派手に化粧を男性と腕を組みながら夜の街にくりだす顔があった。景は「人って相手によって態度や性格が変わるから、たった一人を真似るだけで何人もの人を演じられる」と気づき、「やっぱりお芝居って楽しい」と改めて気づく。

 

オーディションでは

大河の監督に「あんたはさっきから一芝居演じるごとにまるで別人だ。一体、中に何人連れてきた」と質問される。

景は「12人かな。でもそれぞれ色んな顔を持ってるから30人くらいかな。それでも合わないようなら100人に増やすし。ダメなら1000人に増やす。私 なんだって演じられるから私に役をください」と堂々と宣言する。

 

オーディションの後に

一緒にオーディションを受けた新名夏・阿笠みみ・日尾和葉もそれぞれ自分の中で完敗を認める。

オーディション後、新名夏は景に「今が本物のあなたなの?」と質問するが、景には「全部本物よ」と夏の質問の意味がわからない顔をする。

そして、環から「ねぇ、墨字くんいないの?」と尋ねられる。「今日は来てないわ」と答える景。
この時、景は、先日、墨字といっしょに観た映画を思い出し、環に、その主演女優である名前「たんぽぽさん?」と尋ねる。環は「よく気付いたね。バレたかぁ、恥ずかしいなぁ」と言いながら、「当時の私は今のあなたの足元にも及ばない。でもね、あの2年後には名実共に今の君を抜いている。私遅れ咲きなんだ」といい「私が後10才若かったら墨字君の隣にいたのは景ちゃんじゃなくて私だったんだよ」と景を煽る。そして墨字が「本当は環で撮りたかったけど、仕方がない。夜凪で我慢しておくか」と憂いてもらおうとさらに景を煽る。

 

環蓮がたんぽぽさん?!夜凪景に接触【アクタージュ】scene 116話 感想

オーディションに向けて役のバラエティを増やすために、いろいろな人間になりきり人間皆役者であることに気づき、やっぱりお芝居って楽しいと改めて気づく景。

オーディションの時に「なんだって演じられるから、私に役を下さい」と堂々と宣言する景が、いままでの葛藤も迷いもふっきれ、演じることがただただ好きで、演じることの自信を見せる女優夜凪景の表情を久々に見ることができて嬉しい。

 

環蓮がたんぽぽさん?!夜凪景に接触【アクタージュ】scene 116話 伏線・考察

以前、(114話で)黒山が景と一緒に自分が15年前に撮った映画「たんぽぽ」を観に行った時、「撮りたい映画じゃない、撮らなければいけない映画が見えるようになってきた」と言った言葉。

この意味を環連は知っているのではないか。15年前の黒山には一人の女の美しさを描くだけで精一杯だったが、15年経ってようやく撮りたい映画が見えるようになった。

一方、環は「たんぽぽ」が上映されてから2年後に今の景のレベルまで到達していた。環は黒山の撮りたい映画を理解していたのに、環ではなく景が演じる妬ましさ。「子供の役は子供しか。少女の役は少女にしか演じられない」の言葉に集約されている。黒山と環と景のそれぞれの想いが、今後どう作品にでてくるのかが、今後の展開が気になる。

環蓮がたんぽぽさん?!夜凪景に接触【アクタージュ】scene 116話 Twitter民の評価

前回までのあらすじ
必勝【アクタージュ(act-age)】115話 原作 最新話ネタバレ

必ずオーデションに受かる方法

景は「今度のオーディションは必ず絶対に受かりたいの!」と社長である星アリサに必勝方法の教えを乞うが、アリサは「あるはずないでしょ そんなもの」と取り合わない。

しかし景に「去年のスターズオーディション なぜ私があなたを落としたか分かる?」と問う。

「・・・シュ、シュミ(趣味)?」と答える景に、アリサは「そう!オーディションは加点方式のテストじゃない 相性を見るためのお見合いよ」「ましては『大河』は有名どころも受けにくる。必勝方法なんてありはしないわ」と返す。

以前に受けた「デスアイランド」のオーディションとは違う雰囲気に景は「まずは証明しよう。私は一番だって」と気持ちを切り替えオーディションに挑む。 

新名夏の目線

「さぁ落ちつけ 新名夏 お前なら出来る 大丈夫だ」と自分自身を鼓舞しながらオーディションに挑む新名夏。

大河ともなると阿笠みみ、日尾和葉といったハイレベルな子たちがオーディションを受けるんだなと周囲を見渡す。夏よりキャリアが浅い子は夜凪景しかいないと思っているため、夏の隣にすわっている女性のことも「自分は知らないが、この子もキャリアでは私より上だろう」と思っている。

そして、いよいよ映画「キネマのうた」の3人の女優を決めるオーディションが始まる。

阿笠みみの自己紹介は「今年の主演は環蓮さんです。必ず受かりたいと思っています」と宣言し夏を感心させる。

日尾和葉は「大河のギャラは少ないから、できれば落としてほしい」とやる気ない回答をし夏は不思議に思う。夏の知らない無名の新人は「必ず役をもらう」と自信をみせ、夏は知らない子だけれど「きっとうまい子なんだろうな」と思わせる。

 

そして夏の順番になるが、夏はアイドル上がりで認知度が高いため監督から「君はいいか」と飛ばされてしまう。
そして本読みが始まる。本読みでもそれぞれの個性がでて、やる気のない日尾を無名の新人が監督に背中向けてまで煽る。オーディション中の4人は本読み台本の台詞が尽きても演じることが止まらず・・・というより喧嘩状態になってしまう。
すると、環蓮からの「どうして君はオーディション前から芝居しているの?」という一言で無名の新人のふりをしていた景が姿をさらし、夏らを驚かせる。

環蓮の視点

自分の10代の時代を演じるオーディションが気になって見に来た環。
「大河で女が主演は8年ぶりなんだって 今年は私たち女の年だ」と緊張している4人を応援する。

参加者の自己紹介と本読みを微笑みながらみている。4人の本読みが白熱しほぼ喧嘩状態になってしまったときに環が一言「ねぇずっと気になってたんだけどさぁ どうして君はオーディションの前から芝居しているの?」と問いかける。阿笠・日尾・新名の3名を不思議がらせる。

オーディションは相性を見るお見合い。必勝法はないって聞いたんです。できるだけいろんな子を演じた方が有利だと思って。」と姿を暴露する景に、「想像以上に面白いな」と興味を示す。

必勝【アクタージュ(act-age)】115話 原作 最新話 感想

自身の知名度を全国区にするため、大河への出演を決めたい景。

アリサからのアドバイスを自分なりに解釈し、実行する当たりが、景らしいですね。

それも自身の個性を前面に出すのではなく、演技で評価を得ようとするあたりが「さすが天才」と思わせます。今回から登場したメンバーもそれぞれクセが強そうです。このメンバーとのやり取り(バトル)がこれから楽しみですね。

必勝【アクタージュ(act-age)】115話 原作 最新話・必勝【アクタージュ(act-age)】115話 原作 最新話ネタバレ考察

 

大物女優の子供時代を演じるということは、一人の人物を二人が演じるということ。

大河ドラマの中で人物がつながらないと視聴者が混乱してしまうため、景だけのイメージで演じることはできない。いままで自分一人の感じ方で演じてきた景が、どのように感じ変化していくのかが見どころになっていくだろう。

 

必勝【アクタージュ(act-age)】115話 原作 最新話 Twitter民の評価

【アクタージュ(act-age)】作品概要

『アクタージュ act-age』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2018年8号より連載中。

天才的な演技の才能を秘めた主人公・夜凪景が女優としての挫折と失敗と成長を描く。

 

俳優とひとくくりに行っても様々な演者がおり、皆が景と同じ憑依型の俳優ではない。観客のニーズにきっちり答えるタイプの俳優もいれば、感覚だけで演じる俳優もいる。

 

俳優同士もぶつかり合い、演出家や脚本家の意図に翻弄されながらも、一つ一つの作品を作り上げていく。本作は、「完成した作品ではわからなない、作品の裏が表現されている漫画」である。

 

【アクタージュ(act-age)】アニメ化は?

https://twitter.com/Rntl__/status/1270374941381124097

Twitterやアニメ化期待サイト、知恵袋などアニメ化を希望する声が高い『アクタージュ』。

2022年に舞台化が決定し、「アクタージュ act-age~銀河鉄道の夜~」というタイトルで上演予定。

では、アニメ化はいつでしょうか?

ここで参考になりそうなのが、週刊少年ジャンプでアニメ化され社会ブームを巻き起こした『鬼滅の刃』。

『鬼滅の刃』がアニメ化が決定したのが、単行本が11巻発売された時。全世界での累計発行部数は250万部以上。

 

『アクタージュ』は、現在まで11巻発売、累計発行部数300万部突破!

これは、アニメ化も期待大!!!!!!

しかし、舞台化の次にドラマ化が起こりそうで・・・実写化はちょっと不穏な予感です。

【アクタージュ(act-age)】作者について

原作:マツキタツヤ、漫画:宇佐崎しろによる漫画。双方初連載。

宇佐崎はツイッターで活動し、好きなキャラクターイラストを上げていた。

マツキは「週刊少年ジャンプ」の原作志望者を対象とした新人漫画賞を受賞し、作画を宇佐崎に依頼した。

宇佐崎は漫画を描いたことはなかったが、他ジャンプ連載中作者の原稿を見るなどして描き上げた。マツキは「阿佐ヶ谷芸術高校映像化へようこそ」(読切)の原作者でもあり、その作画も宇佐崎が担当した。

 

【アクタージュ(act-age)】主人公:夜凪景

主人公の夜凪景は、父に捨てられ母とは死別し、ルイとレイの弟と妹の3人家族。

母親と2人を立派な大人にすると約束したため、弟妹のために働かなくてはならない。

景は自分の感情を思い出させてくれる女優を目指すため、大手事務所「スターズ」の俳優発掘オーディションを受ける。

あまりにも憑依的で異能な演技のため、演者としての才能は有るものの、スターズ社長 星アリサに不合格にされる。

 

ただ、一緒に審査員をしていた映画監督の黒山墨字は彼女の才能に気づき、彼に誘われ女優を志す。憑依型女優であるため、自分が経験したことしか演じられなかったり、自分自身でも感情をコントロールできないところがある。

だ、根が素直で天然でもあるため、学校や兄弟の理解とサポートのおかげで、葛藤しながらも自分自身を見つめ、気づいたことを吸収していく柔軟さがある。

 

【アクタージュ(act-age)】重要キャラ:黒山墨字

オーディションで審査をしていた映画監督の黒山墨字。彼は世界三大映画祭に入賞しているものの、金も名声も求めていないため、天才ではあるが世間から認められずにいる一人である。

その黒山が景の素質にいち早く気づき「芝居を教えてやる」と、まだ原石のままの景の才能を磨くことを決意する。そして、大手事務所社長の星アリサは景の才能を認めてはいるが、自分と同じように「演じることで不幸にしたくない」「俳優は大衆のために在れ」という考えで景の女優への道を認めずにいるが、才能を目の当たりにし育てることを決意する。

監督側と黒山とプロモーション制作側の星(スターズ)が景に関わっていく。

 

【アクタージュ(act-age)】見所①天才と天才のせめぎあい

ブルトーザー型天才で演技に計算できない夜凪景と天使的天才でカメラワークから周囲のスタッフのことまで計算してしまう桃城千代子の対照的な二人が映画「デスアイランド」でぶつかり合う。

監督の求められていることができない景は黒山から「千代子の演技を盗め」と言われるが、なにもかも計算されている演技の千代子を受け入れられない。

 

千代子もバランスを崩す演技ばかりする景を受け入れられない。そんな二人が、最後のクライマックスシーンの撮影時に互いの演技に飲み込まれあい、演技で理解しあうことができる。

千代子もまた景から演技を盗んだよと笑う。

この二人の天才女優は、今後、切磋琢磨しあう友人でもありライバルになるであろう。同年代の二人がプロとしての意地が読み手として引き込まれてしまう。

 

【アクタージュ(act-age)】見所②過去の苦しみと葛藤を受け入れる辛さ

ライバルである千代子と「羅刹女」という同じ脚本で「サイド甲」「サイド乙」と2組の演者に分かれ舞台で競い合うことになった。

 

景は、「サイド甲」側であり、羅刹女の著者である山野上花子が演出を担当する。

千代子は「サイド乙」側であり、演出担当はあの黒山が担当することになる。

 

今まで信頼していた黒山がライバル側になり、不安になるが頼ることもできない。

それでも、圧倒的カリスマ俳優の王賀美陸らに支えられ、舞台の成功を目指す。

が、開演直前、演出家の山野上が「景から父親を奪ったのは自分だ」と景に伝える。

 

羅刹女の怒りは観客を飲み込む圧倒的な怒りだったが、
感情をコントロールできなくなった景の感情は暴走してしまい、舞台の初日は失敗に終わってしまう。

黒山と離れ不安な感情、それでも大好きな舞台を成功させようを前を向く感情、心の根底にあったさみしさを信頼していた演出家山野上の計画的暴露、そして怒り。

 

景は一つの舞台のためにどれだけの試練を与えられるのだろうか。景の心の葛藤と怒りが丁寧に描かれている「羅刹女編」のめりこむこと間違いなしである。

 

 

【アクタージュ(act-age)】見所③三位一体になった今後の展開が気になる

天才と呼ばれるが観客に理解されずにいる監督側と、現実的な視点も持ちマネジメントに長けている大手事務所と、まだまだ駆け出しで無名に近い女優である3つが合体し、これから名作と呼ばれる作品が出来上がるまでのストーリーが今後の見どころになる。

監督や俳優のネームバリューだけでも名作は無理だが、国民的知名度がなければ客は来ない。

見る側と作る側の相性も必要だ。何よりも表現する演技力がなくては、観客に受け入れられない。

これらの条件を一つづつクリアにして作品作りを目指していくところが、これからの面白ポイントになってくる。

 

【アクタージュ(act-age)】原作 最新話 ネタバレまとめ

https://twitter.com/x_vauyupe_x/status/1269233885038014464

心の葛藤が丁寧に描かれた作品です。

芸能界の裏側や舞台や映画の製作に興味のある人にもお勧めな作品です。

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